准教授・高槻彰良の推察7話のネタバレ「四時四十四分の怪」あらすじ-今井朋彦の怪演が光る!

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この記事は、ドラマ「准教授 高槻彰良の推察」第7話のネタバレ(あらすじ)です。7話は「四時四十四分の怪」です。

毎朝新聞千葉支局の記者クラブに四時四十四分のの呪いが…。高槻彰良の推察と鬼才・今井朋彦の能力で事件はいとも簡単に解決するが・・・

今回は、深町尚哉と同じ能力を持った男が登場し、尚哉を混乱させ、ラストには高槻彰良氏の12歳の時の起こった事件が本人の口によって、ついに明らかになる!!

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目次

准教授・高槻彰良の推察7話のネタバレ「四時四十四分の怪」あらすじ

毎朝新聞千葉支局

畑中(森永悠希)、村田(西村直人)、林(大木洋介/ラバーガール)、大野(大朏岳優)が遊びのつもりで始めた“四時四十四分の呪い”ごっこ。

林は危うく大けがを免れたが、上にスチール製の書棚が倒れて来て足を負傷してしまった。千葉県警広報官の遠山宏孝(今井明彦)はそれを見ていた。

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青和大学・民俗学Ⅱの講義

講義を聞いていた深町尚哉(神宮寺勇太)は、この間、彰良先生(伊野尾慧)の目の色が青く光っているのをはっきりと見てしまった時のことを思っていた。

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その時の彰良先生の言葉が耳を離れない。

「これを説明するには色々話さなきゃいけない事がある。あまり楽しい話じゃないから、できれば今はしたくない。かまわない?」

夏休み前の講義が終わると、彰良先生は尚哉に研究室に来るようにと言った。また何か新しい相談があったらしい。

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彰良先生の研究室

研究室には、彰良先生の幼馴染みで刑事の佐々倉健司(吉沢悠)がいて、尚哉にコーヒーを淹れて渡しながら、力を貸してほしいと言った。

と、そこに生方瑠衣子(岡田結実)が限定30個の生協のプリンが手に入ったと大喜びでやって来たのだ。しかし、なんとなく重苦しい場の空気を察して、気を利かして出て行ってしまった。

健司の母校の剣道部の後輩が来るが、今は千葉県警の記者クラブにいるその後輩・畑中(森永悠希)がそこで“怪異”のような体験をしている。畑中は、自分の事を信用してくれているが、今回は嘘をついているような気がするから、その嘘を聞き分けて欲しいと健司は尚哉に依頼した。尚哉は二つ返事でこの仕事を引き受けた。

何となく行き場を失ってしまった瑠衣子は、たまたま校内にいた難波要一(須賀健太)と彼女の愛美(吉田あかり)に頑張って手に入れた生協のプリンを上げてしまった。

しばらくして、健司の後輩・畑中(森永悠希)がやって来て、記者クラブでの出来事を話し始めた。みんなで小学生の時の話をした時に、先輩の千葉新聞の記者・村田康介(西村直人)が怖い話が好きで、四時四十四分に何かが起こるという怪談が流行った事で盛り上がったという。

4という数字は死と四次元を連想させ、たくさんの怪異が語られていると彰良は説明した。ある少年が四時四十四分四十四秒に理科室で光っていた鏡に触ったところ、鏡に吸い込まれて、半年後に床下から体半分が白骨化した遺体で見つかったなどの怪談があるというのだ。

村田の話を聞いていた毎朝新聞千葉支局の記者・林文雄氏(大木洋介/ラバーガール)が、聞いた事がないと言うので、村田はもうすぐその時間になるから、みんなで“四時四十四分の呪い”をやってみようという事になった。ホワイトボードに丸を書き、四時四十四分ちょうどにみんなの左手を入れると、四次元の扉が開いて中に引きずり込まれるというのだ。時間が来て、みんなで一斉に左手を丸の中に手をついたが、この時は特に何もなく終わった。

しかし、翌日の四時四十四分に4人全員にメールが届いたという。畑中と林と大野には、“4444”。村田にだけ、“444”という数字だった。その日の帰りに村田がマンションの脇を通っていると、レンガが落ちて来て、足に当たって怪我をした。それから数日後の四時四十四分。今度は村田を除いた3人にメールで、畑中と大野には、“444”、林には“44”が。それで、林が資料室にいる時に書棚が倒れて来て、ぎりぎりのところで怪我が免れたという。

メールの送り主にはみんな心当たりがなく、開示請求をするのは体裁が悪いからと村田が止めたというのだ。

先に怪我をした村田と林について健司が聞くと、畑中はこう答えた。「村田先輩は、いつも良いネタを見つけて来るすごい人で、林さんは去年、少年犯罪のスクープを書いた記者クラブのエースなんです。」

次に健司が「2人に誰かに襲われる理由とかあると思うか?」と聞くと、畑中は、「考えられません。」と答えたが、その声は尚哉に歪んで聞こえた。

つまり、襲われる理由に思い当たることがあるという事だ。

健司が礼を言って立ち去ろうとすると、彰良先生は怪異の調査も続けると言った。

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とある喫茶店

喫茶店で待っていた林と村田のもとへ、彰良先生と尚哉は向かい同席した。2人に詳しい話を聞こうとしたその時、千葉県警広報官の遠山宏孝(今井明彦)が突然現れた。そして、不躾に「お二人ともすぐに戻った方が良いでしょう」とだけ言って、行ってしまった。林曰く、あの人はあんな風に突然期限が悪くなることがあるのだそうだ。2人は仕方なく遠山の指示に従って、帰っていってしまった。

彰良先生は、遠山が自分たちのことを誰か確認しなかった事が引っかかっていた。

佐々倉古書店

村田記者は一杯飲んで帰る途中、あるマンションの前を通りかかったらレンガが落ちて来て怪我をした。瑠衣子によれば、管理人が調べてくれたけど住人はみんな誰も知らないと言ったそうだ。しかし、嘘をついている住人がいるとも考えられる。

畑中が2人が襲われる理由があると思っている以上、誰かが故意にレンガを落としたと思うと健司は言う。

でも、棚が倒れた方は、林を襲おうとする者がいても警察署の中を選ぶはずがない、と彰良先生。

「怪異の方がいい。誰かが襲うって事はそこに悪意があるんだから、それは悲しいよ。」と彰良先生はしみじみとつぶやくのだった。

場の空気が重くなったのを気にして、尚哉は「遠山って人怖かったですね」と話を振った。

“遠山”と聞いた健司は千葉県警との合同捜査で会ったことがあり、取り調べで犯人を何人も自白に追い込んだ凄腕だったと評判だったと言う。

しかし、急に態度が変わって、上司に食って掛かったり、部下を怒鳴ったりするから、そんな風に急変すると“黒遠山が憑りついた”と陰口をたたかれるほどだったのだそうだ。

そんな事もあって、刑事を退いたのかもしれないと健司は推察した。

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レンガが落ちて来たマンション

彰良先生と瑠衣子が調査に来ていた。

瑠衣子が管理人に聞くと、村田の件以外に事故でもイタズラでも物が落ちて来たことはないそうだ。

と、遠山広報官が2人をじっと見ていた。

それに気づくと2人はその場を立ち去り、彰良先生は瑠衣子に遠山を調べてくれと依頼した。

毎朝新聞千葉支局

彰良先生は畑中に“四時四十四分の呪い”に使ったホワイトボードを見せてもらったり、書棚が倒れて来た部屋を案内してもらった。

書棚がある「広報課別室」には記者は入れないからドアの横のガラス張りのところから、中を覗きながら彰良先生は畑中に事故の時の説明を聞いた。

記者は基本ここには入れないが、林は書棚が倒れて来た時、たまたまファイルを運ぶのを手伝っていたのだと言う。

畑中自身も入れないのだが、書棚が林に倒れてきた時、脱げた靴を探すのを手伝う時だけ入ったというのだ。

倒れた棚だけでも見せて欲しいと言う彰良先生に畑中が困っていると、後ろから遠山広報官が声を掛けて来た。

彰良先生は、遠山に挨拶をし、「僕は大学で不思議な事を研究しているので興味があるんですよ」と言って、棚を見せてくれるよう遠山にお願いをした。

すると、少しだけ見せると言ってドアのカギを開けてくれた。

遠山は、ドアを入ろうとする彰良先生を制して、ドアの外側から見るよう促すと彰良先生は、ガラスの外から棚を見て、「林さんと警察官の方はどこに?」と畑中に聞いた。

警察官は奥で資料をしまっていて、林は棚の手前に立っていたのだと言う。

説明を聞きながら、彰良先生はじっと部屋の中を覗き込んでいると、いきなり遠山が電気を消し、「もういいでしょう。」と彰良先生の調査を勝手に打ち切ってしまった。

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彰良先生の研究室

瑠衣子が遠山について調べた事を彰良先生に伝えた。

「交番勤務時代とても評判が良かったみたいです。交番を去る時は子どもからお年寄りまで、近所の人がお別れに集まった。その後、少年課に配属になって、たくさんの子ども達の更生に手を貸したそうです。」

「試験の後は夏休み。いいな、学部生は気楽で・・・」と自分の将来を不安に思い悩んでいる瑠衣子に、彰良先生は自家製のプリンを2人で食べようと慰めた。

瑠衣子は、自分よりも優秀な研究者がたくさんいて、自分の研究に行き詰っていると彰良先生に打ち明けた。

すると、「焦っちゃだめだよ。じーっとその対象と向き合っていると、いつか底が抜けたみたいに見えてくるものがあるから。」と彰良先生は瑠衣子に助言した。

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定食屋

健司と畑中が定食を食べている。すると畑中は自分の携帯を健司に見せて、次は自分の番だと無言で伝えた。

どうすればいいか、畑中は健司に聞くと、健司は「俺に言いたい事があるんじゃないのか?」と言った。

「実は遠山広報官は着任早々、村田先輩と林さんが何か不正をしていると思い込んだようでした。それで俺に“村田さん、林さん、大野さんの3人は私の前任者と何か特別な関係だったのかな?”」と聞いてきたと言う。

すると、遠山は畑中に3人の事を調べて自分に教えろと命じたが、スパイみたいな事をするのが嫌で、いう事を聞かなかった。

「遠山広報官はいう事を聞かなかったお前や、疑っている村田たちを罰しようとしているのだ。」と健司は言った。

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千葉県警

警察署から出て来る遠山を彰良先生と尚哉は待ち受け、遠山から話を聞くことに。

「“四時四十四分の呪い”にあなたは関わっているのですか?」と彰良先生が聞いても、遠山はノーと答えた。

「先日、僕たちが事件の関係者じゃないかと気にしておられましたが、なぜですか?」と聞くと、

遠山は、「理由なんかありません。」と尚哉には歪んで聞こえる声で答えた。

「村田さん、林さん、大野さんの不正を疑っているんですか?」と聞くと、またもや、「そんなわけないないじゃないですか」とまた歪んだ声で答えた。

「私は村田記者を清廉潔白な記者だと信じています。」の“信じています”が歪んでいる。「林記者が事件関係者を見つけて来る事は見事だと」の“見事”だと、「私の前任者ともいい関係だったと聞いて・・・」と飛び出す言葉すべてが歪んでいた。

耳に歪んだ声が聞こえて苦しんでいる尚哉に遠山は言った。

「君は嘘がわかるのか?」「嘘を聞くと、声が歪むんじゃないのか?そして、先生もその事をご存じだ。隠す必要はない。」「青い提灯の祭りに行ってしまったんじゃないのか?」「私もだ!」と衝撃の一言を言い放った。

「ウソが分かるから、村田、林、大野の3人が私の前任者を抱き込んで、謝礼と引き換えに捜査情報を手にしていたと気づいたんだよ。」

ともかく、この件に首を突っ込むのはやめて私に任せてもらいたいと言うのだ。

しかし、彰良先生はそれを断固と拒否した。畑中に警告メールが届いていて、今の話を聞いたら大変な事が起こるからだ。

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取材先の工場の廃墟

心配になった彰良先生は、健司に電話で畑中は無事か尋ねた。すると、村田たちに急な取材だと言って呼び出されたと言うのだ。

工場跡地のようなところに着いた畑中は、村田たちを探したがどこにもいなかった。実は村田たち3人は、畑中にメールを送った調本人なのだ。畑中に少し怪我をさせようと、上から何かを落とそうとすると、村田たちの後ろから健司が現れ、畑中を間一髪、救ったのだ。

彰良先生の研究室

彰良先生、尚哉、健司が研究室に戻ると、そこには遠山が待っていた。

村田たちのした事を遠山と彰良先生ですべて読み解いていたのだ。

村田たちは遠山に疑われていることを気づいていて、不正の証拠を隠さねばと思い、“四時四十四分の呪い”を思いついた。そして、自作自演をした。

彰良先生は現場を見た時に、通常、あの部屋には入れないという事と、倒れた棚に入っていたファイルは何だったのかの2つが分かったというのだ。

それは、遠山の前任者が広報官だった時の捜査記録のファイルだった。昨年度の千葉県警と言えば、未成年が犯人の殺人事件で湧いていた。

畑中が、林が去年、少年犯罪のスクープを書いた記者クラブのエースだと言っていた言葉も事件を解くカギになったのだ。

「倒れた棚にあったファイルをすべて見直しました。高槻先生の予想通り、供述調書が一部無くなっていた。これです。」とその調書を遠山は畑中に見せた。

犯人の隣人の調書。

「警察はその調書を見て、初めて犯人の少年を怪しいと思い始めた。にも拘わらす、林記者は同じ日に少年の関係者を取材して記事にしています。」

そうなのだ。この供述調書の日付をみると、遠山の前任者が情報を林に流したという事なのだ。

大野記者が勤めているテレビ局は、やはり同じ日、たまたま犯人の少年にインタビューしている。その映像はスクープとなり、その後、何度も放映されることになった。村田記者も昨年はたくさんいいネタを掴んで記事にしている。

確認すると、村田記者は会社主催の演歌公演のチケットをホテルや食事つきで、遠山の前任者に提供していたらしい。

林はその供述調書を処分しようとして、警察官を手伝うフリをして、あの部屋に入り、そして、先に靴を片方脱いで、警察官の目を盗んで書類棚を自ら倒したのだ。そこへ、村田と大野が駆けつけ、書棚を立て靴を探そうとなった隙を見て、目的の書類を抜き取った。

畑中を襲おうとしたのは、しばらく休ませるためであろう。

その間に畑中の職場のパソコンを調べ、遠山に何か報告をしていないか確認したかった。でも、下手に襲えば警察が動くことになる。だから、畑中に“四時四十四分の呪い”を信じ込ませた。

「畑中さん、呪いを信じた上で怪我をした事情を聴かれたら、何て答えましたか?」と彰良先生は畑中に聞いた。

すると、畑中は、「呪いのせいですとは言いずらいから、自分の不注意ですとか、曖昧な証言をしていたと思います。」と畑中は答えた。

それでは、捜査は始まらないので、自分たちは安泰だと考えたのだ。

尊敬していた村田先輩たちにそんな目に遭わされた畑中は、ショックで肩を落とした。

これで、事件はすべてスッキリと解決した。

すると、遠山は尚哉にこう切り出した。「君、警察に興味はないか?」

「私たちの能力は警察官として、とても役に立つ。千葉県警に入ってくれれば、私も何かと気にかけてやれる。私なら、君が抱えている悩みも苦しみも、理解できるからね。」そう言った。

そして、続けて尚哉に問うた。「こうなったのは、何歳の時だ?」

尚哉が10歳だと言うと、自分もそのくらいだったと打ち明け始めた。

始めは自分に何が起きたか分からなかったが、嘘が歪んで聞こえると親に話したら、笑われ、ムキになって証明してみせると、今度は嫌な顔をされた。それ以来、親との距離は縮まった事はない。親でさえそうなんだ。友人は作らないことにした。

「君、恋人は?」

そう聞くと、いないと答えた尚哉に続けてこう言った。「その方がいい。本気で好きになった相手が嘘つきだと知って苦しむのは君だ。」

すべての人との間に線を引いて、踏み込まないこと。それが一番だよ。でも、私には君が分かる。他の誰よりも。

彰良先生がこの重苦しい空気を破った。

「飲み物を用意しましょう。選択肢はココアかコーヒーか紅茶かほうじ茶。紅茶かほうじ茶はティーバッグ仕様、ココアは初めてココアパウダーを作った国、オランダ産です。」

「それ以上、踏み込んだ話をするなら、落ち着いた方がいいでしょう。年下の人間を動揺させて決断を迫るなんて、いただけないですよ。」と彰良先生は遠山をたしなめた。

「彼は1年生です。就職以前に民俗学を専攻しないかと誘おうとしていたところなんです。横入りは困ります。深町君の人生は深町くんが決めることです。さあ、何飲みます?」そう聞くと、遠山は「今日は失礼しますよ」と言って、去って行った。

しかし、尚哉も遠山を追って部屋を出て行ってしまった。そして、遠山を呼び止めて、「どうしたら周りの人の嘘に耐えられますか?」と助けを求めるように問い詰めた。

すると遠山は、「完全に耐えられるようにはならない。自分は今でも、嘘をつかれると怒りが表に出てしまう事がある。そのせいで、“黒遠山が憑りついた”と言われる事もある。結局は、この能力と向き合っていくしかない。」と自分のことを話し始めた。

「自分は、交番勤務時代とても充実していた。「学校が楽しい」と答える小学生がじつはいじめられている事を見抜いて、相談に乗った。少年課にいた時も、素直じゃない子供たちの気持ちを汲み取ってやれた。天職だと思った。あるいは運命。あの時、あの祭りに迷い込んだのは、この人たちを救うためだったんじゃないかって。」

この遠山の話に感動した尚哉は、「自分のこの力を使って、役に立てる生き方を見つかることができるんじゃないでしょうか?」と質問した。

すると、遠山からは意外な言葉が返って来た。「先に言っておく。歳を取ればマシになるなんて期待しないことだ。」

「君はまだ若いから友人に嘘をつかれて、傷ついている。でも、社会に出たら、偉くなったら、君が向き合う嘘は今までとは比べ物にならないくらい悪質になる。」

「例えば今回の件。記者たちは移動させられるが、私の前任者に処分はない。上はスキャンダルになって世間に叩かれるより、もみ消すことを選ぶ。」

「ウソだと分かっていても、力のある人間の言葉は飲み込まなきゃいけない。真実を見逃さないと、生きていけなくなる。生きるために諦めることを思えるしかない。」そう言って、遠山は尚哉の前から立ち去って行った。

救いのないようなどうしようもない気持ちになった尚哉は、再び、彰良先生の研究室に戻った。

すると、尚哉を待ち受けていた彰良先生は、言った。「深町くんと遠山さんは違うんだから、同じ人生が待っているとは限らないよ。」

尚哉はそんな風に言う彰良先生に喰ってかかる。「先生にはわからないですよ、俺の気持ちなんか。」

そう言われた彰良先生は、言った。「そうだね。わからないかもしれない。でも、特別な体験をして、それを背負って生きる辛さは知っているつもりだよ。」

僕はね、12歳の時に誘拐された。自分でも何が起きたか憶えていない。自宅の2階で寝ていたはずが、急にいなくなったらしい。家は裕福なのに、身代金の要求もなかったから、犯人の目的はお金じゃなかった。発見されたのは一カ月後。世田谷の家から遠く離れた京都の鞍馬だった。(新聞の切り抜きを見せながら)新聞記事には「無事保護」って書いてあるだろ?でもね、何も変わってないわけじゃなかったんだ。僕は一カ月間の間、記憶を失くしていた。そして、完全記憶能力を手に入れた。君が見た目が青くなる症状。それから、鳥が苦手になったのも全部、無事保護の後からだよ。現実的な考え方の父は、誘拐犯が何か薬物を飲ませたことで、記憶を失くして目が青くなり、僕が過酷な状況を必死に生き抜こうとしたせいで、完全記憶能力が芽生えたと解釈した。母親の方は、自分の息子が恐ろしい犯罪に巻き込まれたなんて、受け入れられなかった。だから、思い込もうとしたんだ。“天狗にさらわれた”って。発見されたのが鞍馬だったからね、鞍馬には天狗の伝説がある。

それと、もう一つ大きな理由がある。(と言いながら、上半身裸になり背中の2つの傷を見せながら)母はこれを天狗が僕を人間の世界に戻した時に翼を切り取った痕だと考えたんだよ。12歳の少年を誘拐して、背中にこれだけの傷をつけて、道に放りだすような人間がこの世にいるのか?この世の中にそれだけの悪意を持った人間がいるのか?それとも、天狗の気まぐれなのか?僕は知りたいと思っている。でもね、残念だけど、本物の怪異とはそう簡単に出会えないんだ。

涙を堪えながら彰良先生は続けた。

「ただ、深町くんに会えた。君が本物の怪異を体験したのなら、僕がこんな風になった原因も怪異かもしれないだろ?深町くん、もし君が、自分に起きたことと向き合いたいなら、僕はつき合うよ、とことんね。」

尚哉はこの時、こう思った。俺の決意はまだ決まっていなかった。でも、先生と出会ったあの日に感謝していた。例えこの先、2人で恐ろしい経験をすることになったとしても・・・

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