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らんまん【第3週】ネタバレあらすじと感想|「東京に行く万太郎」

NHK連続テレビ小説・朝ドラ「らんまん」
【第3週】ネタバレあらすじと感想
「らんまん」第3週のテーマ「ジョウロウホトトギス」
2023年4月17日(月)~2023年4月21日(金)放送

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目次

「らんまん」ネタバレあらすじ・感想【第3週11話】

ネタバレあらすじ「万太郎の当主としての自覚」

18歳になった万太郎(神木隆之介)は、植物採集のさなか、見たことのない美しい花・ジョウロウホトトギスと出会います。しかし、その日は蔵人らが酒を造りに来てくれる大事な日。万太郎はそのことは知っていたものの山へと出掛けてしまいました。

蔵人たちが到着したので、挨拶をさせようと竹雄(志尊淳)が万太郎の部屋に行くと万太郎はいません。竹雄は仕方なく神主さんの所に戻っていき、綾(佐久間由衣)に万太郎がいないことを報告します。厳粛に神主がお祓いを始めようとしたその時、万太郎は間に合った!と言って陽気に入ってきます。

万太郎は綾に怒られてしまいます。綾は年頃になり、縁談の話が次々と舞い込みますが、縁談より酒造りに興味があり、身支度も進んでやることはなく、万太郎を怒って蔵の近くにいると、蔵人の幸吉(笠松将)が通りがかり、綾に声をかけます。綾は米がどうやって酒に変わるのかいくら書物を読んでもわからないと言うと、幸吉は綾に酒の造り方を教えると言ってくれます。

奉公人の竹雄は立派な働き手として万太郎を支えながら、綾に密かな思いを寄せていました。ある日、峰屋の酒を東京で開かれる博覧会に出品しないか、との話が舞い込み、万太郎は東京に行きたいがために博覧会に出品しようと言い出します。

感想

万太郎はやりたいことがあって楽しそうですね。学問所で習ったことが万太郎のやりたいことをさらに掻き立てひたすら草花を純粋に追いかけている姿にはこちらも清々しいぐらい気持ちよく感じます。しかし、峰屋の人達は同じところにいて毎年同じことをするだけ。

タキに至っては博覧会を馬鹿にするほど。今までやってきたことを変えないように変えないようにやっています。しかし、万太郎は自分の思うがまま。しかし、確実に峰屋の当主として成長しているなと思いました。この素直な万太郎は一体何をやってくれるのでしょうか。

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「らんまん」ネタバレあらすじ・感想【第3週12話】

ネタバレあらすじ「新しいお酒は…」

東京行きが決まった万太郎(神木隆之介)は、憧れの植物学者に会えると舞いあがります。一方、綾(佐久間由衣)はせっかくの縁談を破談にしてしまい、タキ(松坂慶子)をがっかりさせてしまいます。酒造りへの情熱を捨てられない綾は、蔵人の幸吉(笠松将)に新しいお酒を造ってくれないかと相談をします。

新しい書物を読んでも花の名前がわからなくそのことで余計に東京に行きたいと思う万太郎。竹雄は綾と幸吉が親しくしている場面を何度も磨けて想いを寄せている竹雄は万太郎に女の人に興味がないかと聞きます。

万太郎は女の人よりも花のことのほうが気になり、竹雄の相談相手にすらなりません。竹雄は自分の気持ちが押されられなくなり、井戸水を頭からかぶります。その様子を見た万太郎は止めに入りますが、自分も水を浴びてしまいます。

春になり、万太郎は竹雄(志尊淳)を伴い、いよいよ東京へと旅立ちました。

感想

竹雄の気持ち凄く切ないですね。その気持ちをわかってあげられない万太郎はそれはそれで幸せだなと思います。興味があることがあり、そのことに探求できることは幸せなことです。それを家から反対されているわけでもなく、タキは応援する気持ちで本を沢山万太郎に与えています。

綾は自分の満たされない心をお酒造りにぶつけますが、タキに却下されてしまいます。お酒はたくさん種類があったほうがこれからの将来絶対いいと思います。変えていかなければ、おいていかれ、廃れていくだけです。

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「らんまん」ネタバレあらすじ・感想【第3週13話】

ネタバレあらすじ「万太郎の恋」

汽車や蒸気船を乗り継ぎ、ようやく東京へ着いた万太郎(神木隆之介)と竹雄(志尊淳)。二人が訪れた上野の博覧会会場には、見たことのない華やかな世界が広がっていマシタ。万太郎は博覧会でも植物のことばかり。品評会の時間なのになかなか動こうとしませんが、竹雄が促し会場に出向きます。

峰屋の当主として酒の品評会に参加した万太郎でしたが、他の当主から酒を飲めとせがまれ、下戸なのに無理して酒を飲んでしまいます。酔っ払ってしまった万太郎。会場の外に出て酔を冷まそうとします。樹の下で竹雄が、水を持ってくるから待ってるように言われましたが、万太郎はその樹に登って樹と会話をします。

博覧会の大勢の人達かどこかに向かって歩いていきます。その先には万太郎が。お菓子屋の娘は万太郎に樹から降りるよう注意します。万太郎は樹の上からその女性を見てきれいな人だなと思って、樹から落ちてしまいます。駆け寄った娘の顔を見た万太郎は動揺してしまいます。

その娘はのちに人生の伴侶となる寿恵子(浜辺美波)でした。

感想

万太郎はお酒に弱いんですね。当主たるものお酒の話をするために飲まなければならないのですが、まさかお酒に弱いとは。万太郎も当主に自分は合っていないのではないかと不安になります。他の当主よりも若い万太郎はこれから先、当主が務まるのでしょうか。

そして、万太郎の恋。万太郎は花と草にしか見向きもしないと思っていたのですが、ちゃんと男の子としての感覚もあったのですね。ちょっと安心しました。万太郎の恋は今後どのように発展していくのか楽しみです。

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「らんまん」ネタバレあらすじ・感想【第3週14話】

ネタバレあらすじ「万太郎の友」

万太郎(神木隆之介)は、ついに旅の最大の目的である博物館を訪れます。博物館の前で本当にあっていいものかとドキドキしながら万太郎はドアを開けます。そこでは草花を乾燥させて紙に貼り付けて標本にするという作業をしている人達がいました。

その奥から椅子から転げ落ちる音が聞こえ、万太郎はびっくりします。その人が何かときめく話をしてくれといいますが、誰もその問いに答えません。万太郎は自分のときめいた話をし始めます。話始めるとドンドン万太郎は引き寄せられ、小学校のときに移したものを出して、これを書いた人にあいにく来たと話します。

その話していた人は実は子どもの頃から憧れていた植物学者の野田基善(田辺誠一)でした。万太郎と野田先生は抱き合い友よと言い合います。里中芳生(いとうせいこう)も不思議なサボテンを持って部屋に入ってきました。

「日本の植物にはまだ学名がつけられていないものや発見されていないものがたくさんある」と知った万太郎は、大きな刺激を受けます。竹雄(志尊淳)は生き生きとした万太郎の姿を見て、万太郎の心が峰屋から離れていくことに不安を感じていました。

感想

万太郎の学問所で学んだ知識。その知識があったからこそ、野田先生と里中先生と話が通じます。それだけでなく、小学校を辞めてからも万太郎は一人で本を買い漁り勉強を続けていました。ただひたすら標本造りをしている人と、出来上がったものをまとめる人。

意味も分からず標本造りをさせられて文句一つ言わず働いている日本人はすごいなと思ってしまいました。引っ張っていく人物がいないと人は動かない。野田先生と里中先生が動いているから万太郎も動かせる。だからたまに万太郎は当主のような立派な言葉を言えるのだなと思いました。

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「らんまん」ネタバレあらすじ・感想【第3週15話】

ネタバレあらすじ「万太郎と寿恵子のご縁」

東京で憧れの植物学者たちと出会い、植物の研究にますます心を惹かれる万太郎。そんな万太郎に、竹雄(志尊淳)は植物学に気持ちが行ってしまうのではないかと不安な心のうちをぶつけました。そのことで二人は口論になってしまいます。

しかし、二人で最後の東京のご飯は牛鍋。二人は一言も話さないまま牛鍋を一口食べます。その牛鍋の美味しいこと!二人はすぐに笑顔になりお互いの感じた牛鍋の味を語り合います。その時、隣の席から博覧会のお酒の試食をしたという人たちの声が聞こえてきます。

しかし、峰屋の名前は出てこず、二人は落胆します。二人が落ち込んでいると一人の男の人が全部の酒を試飲したといいました。その男の人の感想は峰屋のお酒が一番美味しいといいました。万太郎と竹雄は自分たちの身分を明かさず、自分たちも峰屋の酒が好きだと意気投合します。

東京滞在の最後の夜、万太郎は博覧会会場で出会った和菓子屋の娘・寿恵子(浜辺美波)のことが忘れられず、もう一度会いたいと願い、また屋台に向います。そこには、寿恵子がカルメ焼きを売っている姿がありました。竹雄は万太郎に声をかけるようにいい、万太郎は寿恵子に話しかけます。

寿恵子は、万太郎のことを覚えていて話しかけてくれました。しかし、万太郎は想いを告げずに竹雄のところに戻ってきてしまいました。万太郎と竹雄は宿に帰ろうとすると、寿恵子が追いかけてきて、お土産と言って万太郎にカルメ焼きを一つくれました。

感想

牛鍋屋さんでのお客さんの声嬉しかったですね。見ているこっちまでドキドキして、どんなことを言われるんだろうと思ってしまいました。そして峰屋のお酒の話が出たときはパ〜ッと嬉しい感情が湧いて、万太郎と竹雄と一緒に喜んでしまいました。

そして寿恵子に万太郎は名も名乗らず、何も伝えずで良かったのでしょうか。万太郎は峰屋の当主であり、植物のことになると子供のようにはしゃぎ喜びますが、中身は普通の男性。女性にすぐに想いを伝えるなどはしないのだな。かなり紳士だなと思ってしまいました。

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