NHK連続テレビ小説・朝ドラ「らんまん」
【第11週】ネタバレあらすじと感想
「らんまん」第11週のテーマ「ユウガオ」
2023年6月12日(月)~2023年6月16日(金)放送
「らんまん」ネタバレあらすじ・感想【第11週51話】
『らんまん』第51話、竹雄(#志尊淳)が働く店に寿恵子(#浜辺美波)と高藤(#伊礼彼方)#朝ドラらんまん
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ネタバレあらすじ「寿恵子の本当の気持ちは」
万太郎(神木隆之介)は、昼間は大学で研究、夕方からは大畑(奥田瑛二)の印刷所で仕事に打ち込み、雑誌創刊のための技術を日々磨いていました。毎日頑張っている理由は、出来る限りの速さで寿恵子(浜辺美波)を迎えに行く為に―。ドンドン上達する万太郎に周りも積極的に協力してくれるようになりました。
そんなある日、竹雄(志尊淳)が働く店に寿恵子がやってきます。竹雄は寿恵子に気が付きましたが、寿恵子は竹雄に気が付きません。高藤(伊礼彼方)と待ち合わせをしていた寿恵子は高藤と白川が待つテーブルに行きます。
高藤だけだと思っていた寿恵子は驚きますが、高藤は白川家に養女にいってから高藤の妻として迎えたいと話をされます。高藤は高藤家に寿恵子を迎えたい気持ちを必死に抑えていると話します。その返事は、舞踏練習会の発足式の日に、という話を聞いてしまった竹雄は、慌てて万太郎に伝えにいきます。
感想
寿恵子どうするのでしょうね…高藤は寿恵子の気持ちも尊重しないまま話を進めていますが、寿恵子の本当の気持ちはどうなのでしょうか?そして、寿恵子はしきりに高藤の奥さんの名前を出します。奥さんがいるのに妾を作る筋がいまいち納得できていないのだと思います。
高藤と結婚すれば将来安泰。しかし、好きでもない人と結婚する事に寿恵子は躊躇があるのでしょうね。万太郎の事が気になって仕方がない今、寿恵子にとって高藤が言っている妻は妻で女ではないという言葉。あのように言われたらいつか自分もそんな扱いを受けるのでは?という考えもあるのではないのかなと思ってしまいます。
「らんまん」ネタバレあらすじ・感想【第11週52話】
『らんまん』“徳永助教授”田中哲司の「株爆上がり!」 神木隆之介との“仲良しオフショット”も反響https://t.co/tY8rUfy0nu#NHK #朝ドラ #朝ドラらんまん #らんまん @asadora_nhk
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ネタバレあらすじ「分かり合える同士」
万太郎(神木隆之介)の石版印刷の技術は、ついに万太郎自身も納得のいくレベルになり、刷り上がりを見た竹雄(志尊淳)も驚きます。万太郎は、大畑(奥田瑛二)とイチ(鶴田真由)に自分でここまでできたことで改めて植物学雑誌の印刷を注文をします。
一方、大学の万太郎は、大学にあった未検定の標本と、自分が持ってきた標本全ての検定を終え、田邊教授(要潤)に自分が土佐から持ってきたわからない標本も一緒に外国に送ってもらうように話をします。田邊教授はOKを出し、学会誌の進行状況を聞き、万太郎との話を終えます。
田邊教授は万太郎に雑誌を作る許可を与えたものの、その出来が悪ければ全て燃やすつもりだと考えていると助教授の徳永(田中哲司)に話します。すると、徳永助教授は万太郎が一生懸命に作ろうとしている学会誌を燃やしてしまうことに違和感を感じます。
感想
徳永助教授の思い。散々万太郎を苔にしてきたのに、いざ田邊教授が万太郎のことを冷たく扱おうとすると、かばってしまいます。徳永助教授は本当は文学が好きだと万太郎に話してくれ、万太郎の良さをわかってくれます。万太郎は植物学だけが好きじゃないんだと。
田邊教授は本当に植物だけが好きで、文学に興味はない。そこがわかり合えないところなんでしょうね。万太郎と田邊教授は植物学に熱くなれるもの同士。だからこそ理解もし合えるし、話が早い。徳永助教授は文学を愛しているから、田邊教授とも万太郎とも分かち合えない。お互いにわかり合おうとすれば最強のタッグになるのですがね。
「らんまん」ネタバレあらすじ・感想【第11週53話】
『らんまん』第53回あらすじ 寿恵子、バラの絵を破ることができず…(写真 全4枚)https://t.co/eP7zwA40le
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ネタバレあらすじ「寿恵子の心のままに」
万太郎(神木隆之介)を忘れたい寿恵子(浜辺美波)は、贈られたバラの絵を破ろうとしますが、破ることが出来ませんでした。破ろうとして、万太郎と言葉をかわしたことを次々と思い出してしまいました。寿恵子は万太郎のことを好きだと改めて実感したような笑顔になります。
万太郎の雑誌作りも佳境を迎えます。徹夜で万太郎が植物の絵を描いていると、一緒にいるメンバーが眠くなる中、万太郎のように生きられたらどんなにいいかと思うようになり、自分の人生を好きなことやりたいことだけでいっぱいにしたいと語り合います。
講師の大窪(今野浩喜)ら、植物学教室メンバーの論文も続々集まり、ついに万太郎は、石版に自らの手で植物画を描きます。
ダンスの練習にバラの絵を持っていき、それを見たクララ(アナンダ・ジェイコブズ)に見せた寿恵子。クララは自分の家のバラと感じ、愛する旦那様のことを思い出します。そのバラの絵を愛おしそうに見る寿恵子を見て、クララは、心のままに生きるよう、寿恵子に伝えます。
感想
万太郎の真っ直ぐな植物への愛。その愛は周りの人たちをも巻き込んで万太郎の知らないところで、考え方が変わっていき、それぞれの人生に陽の光を与えていますね。万太郎も悩んだときがありますが、竹雄の支えもあって自分に素直に生きています。その真っ直ぐな万太郎の行動はすごいなと思います。
そして、寿恵子。万太郎のことを想うと苦しくて苦しくて、万太郎との関係を断ち切ろうとバラの絵を破ろうとしますが、破れませんでしたをそれどころか、万太郎との想い出をドンドン思い出してしまい、もっと愛おしくなってしまっています。寿恵子の万太郎への愛はとても深いものになっていますね。
「らんまん」ネタバレあらすじ・感想【第11週54話】
『らんまん』第54話、万太郎(#神木隆之介)が大畑夫婦に一世一代の依頼をする#朝ドラらんまん
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ネタバレあらすじ「万太郎の一世一代の頼み」
万太郎(神木隆之介)は、石版に自らの手で植物画を描いて印刷し、ついに植物学雑誌は300部完成しました。出来上がったばかりの会誌を持って、田邊教授(要潤)に見せると、一番最後のページを見て、納得し、その出来栄えを認めてくれました。300部の会誌うち30部を外国に行く荷物に入れるように指示します。
しかし、その後、田邊教授は自分が学会誌を思いつき、万太郎に作れと言ったからこんなに素晴らしいものができたのだと言います。その言葉を聞いた徳永助教授(田中哲司)を始めとする全員が田邊の言葉に違和感を覚えました。
その夜、牛鍋屋で雑誌創刊を祝い、みんなで大盛りあがり。万太郎は次の号を書かないと宣言し、植物学教室の皆さんに委ねると話します。
祝の会が終わって、万太郎と竹雄(志尊淳)は、大畑夫婦(奥田瑛二・鶴田真由)に一世一代の依頼をします。竹雄は大畑夫婦の前に釣書を出し、寿恵子と万太郎の仲人になるお願いをします。受け取った大畑夫婦は、張り切りますが、その次の日は仏滅なことに気づいてしまいます。
感想
万太郎が描いた絵をみんなで300部印刷してくれ、製本したのですね。凄いことです。ゼロだった道のりをイチにし、それを誰でも継続できるようにしてくれた。土台が出来上がればあとはその都度更新していくだけでいい。万太郎はそこまで考えて動いていないと思いますが、凄いことです。
そして、まさか万太郎が大畑夫婦に仲人をお願いするとはビックリでした。結婚を申し込むのに仲人が必要だと言うのは昔は当たり前だったのでしょうが、今を生きる私達からするとなんだか遠回りな感じもします。仏滅に寿恵子の家に縁談を持って行っても大丈夫なのでしょうか…
「らんまん」ネタバレあらすじ・感想【第11週55話】
『らんまん』第55回あらすじ 寿恵子、高藤の申し入れをきっぱりと断る(写真 全4枚)https://t.co/qVpNXWBa2M
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ネタバレあらすじ「寿恵子は万太郎のもとへ!」
大畑の娘は、万太郎のことが好きで、万太郎が好きな相手のことが気になってしまい、白梅堂へ一人でやってきます。意気込んでお店に入りましたが、寿恵子の姿はありません。まつにお菓子をどれにするか聞かれ、まんじゅうを10個頼みます。
その時、馬車が家の近くに停まり、迎えの人が来たとまつに言われ、奥から寿恵子の声が聞こえてきます。娘は寿恵子の顔を見ようとドキドキしながら寿恵子か出てくるであろう、入り口を食い入るように見ます。そこから出てきた寿恵子は素敵な洋服に身を包んでいました。
しかし、会話のやり取りから高藤の家に嫁ぐとわかった娘は、意気揚々と家に帰り、イチに万太郎は、だめだ寿恵子は高藤家に嫁ぐと言います。それを聞いた大畑(奥田瑛二)は、いち早く万太郎の釣書を持っていきたいと言いますが、仏滅の日では縁起が悪いとイチ(鶴田真由)に止められます。
大畑は、翌日、大安の日の早朝に白梅堂へと向かい、釣書を、渡すことができました。この日は、舞踏練習会の発足式でもありました。高藤家でダンスを披露した寿恵子(浜辺美波)は、高藤(伊礼彼方)の考えに同意ができず、クララを尊重し、高藤の申し入れをきっぱりと断り、会場を飛び出しました。
寿恵子が向かった先は万太郎が住む家でした。寿恵子は万太郎を見ると万太郎に何も言わずに抱きつきます。
感想
高藤の考え、婦人方々には届きませんでした。高藤の妻も自分を見てくれない、自分の意見も聞き入れてくれない高藤に嫌気が差しているようでした。それを寿恵子かきっぱりと否定したことで、高藤の妻もクララも、自分の気持ちを高藤に言えることができたのです。
寿恵子が高藤家に与えた変化は凄まじいものでしたね。クララとは会話もままならなかったのに、心は通じ合っていた。そこが寿恵子の素晴らしい所ですね。そして、万太郎に抱きついた寿恵子。驚いた顔の万太郎。この2人が分かち合えることで、また、色々と周りが変わってくるのかなと思います。
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