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「千と千尋の神隠し」ハクが千尋の名前を知っていた理由は?恋愛や再会についても考察

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ジブリ映画『千と千尋の神隠し』で、ハクが千尋の名前を聞いてもいないのに知っていた理由を考察します。

ハクは琥珀川の主として千尋を知っていたのか?あるいは、千尋の兄だったという可能性はあるのかも

検証していきます。

合わせて、ハクと千尋に恋愛感情はあったのか、別れた後、再会はあるのかについても考えてみたので、気になる人はぜひ最後まで読んでくださいね!

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目次

千と千尋の神隠し【なぜ?】ハクが千尋の名前を知っていた理由

1.ハクは昔溺れていた千尋を助けた川の神だったから

ハクは異世界に迷い込んだ千尋を油屋に連れて行き、湯婆婆に働きたいと言うようにと指示した時に、ハクは名前を聞いてもいないのに「忘れないで、私は千尋の味方だからね」と言い、千尋を驚かせます。

そして、「そなたの小さい時から知っている」とだけ答えます。

なぜ、ハクは聞いてもいないのに千尋の名前を知っていたのか?その秘密は、エンディングの千尋とハクの会話から紐解かれます。

映画のエンディングで、千尋が銭婆のところへハクの代わりにハクが盗んだ契約印を返しに行って、迎えに来た龍(ハク)の背中に千尋が乗って油屋に向かっている時に、千尋が思い出すのです。

幼かった千尋が琥珀川で溺れた時、川の神だったハクが千尋を川の浅瀬に運んで助けてくれたのです。

ハクは、自分の名は湯婆婆に取られてどうしても思い出せないのに、千尋を助けた時に千尋の名を知って、ずっと憶えていたのでしょう。

その時の出来事を話す千尋とハクの会話を見てみましょう。

千尋は、龍(ハク)の背中に乗って水の中を進んで行く自分を思い出しました。ピンクの靴が片方脱げて流されて行く。

ザバッと川の中に差し入れる手が映ります。

千尋「ハク、聞いて、お母さんに聞いただけで自分では憶えてないんだけど、私、小さい時、川に落ちたことがあるの。その川はもうマンションになって埋められちゃったんだって。でも、今思い出したの。その川の名は、その川はね、琥珀川。あなたの本当の名は琥珀川。」

そう言った途端に、龍のウロコが剥がれ、人のような姿のハクに変わりました。

ハク「千尋、ありがとう。私の本当の名は、ニギハヤミコハクヌシだ。」「私も思い出した。千尋が私の中に落ちた時のこと。靴を拾おうとしたんだよ。」

「そう。琥珀が私を浅瀬に運んでくれたのね。嬉しい」

きっと、幼かった千尋が川に溺れてしまった時、母親や父親が必死で、「ちひろ~!!」と叫んだのでしょう。それを聞いた琥珀の主(= ニギハヤミコハクヌシ )が、「ちひろ」というこの少女の名前を憶えていたのでしょうか。

でもね、ちょっとというか、かなり矛盾するところを見つけてしまったのですよ。

千尋の言ったことによって、ハクが千尋とのことを思い出した時、「私も思い出した。千尋が私の中に落ちた時のこと。と言ってます。この“ 私の中に落ちた ”とはどういう事でしょう。

ハク自身が人でも龍でもない、 “川そのもの”だったのでしょうか?「ハク=琥珀川」と捉えられます。

しかし、そう言っているにも関わらず、白いTシャツを着た人の手が川の中にザバッと入ります。これは、千尋の脱げてしまった片方の靴を拾おうとしている人の腕の映像ですよね?

ハクは「 靴を拾おうとしたんだよ。」とそのことを思い出して千尋に言っています。

という事は、千尋が溺れた時は、まだハクは人間だったという事も考えられます。ここで考えられるのは、もしかしてハクは、千尋とある一定の期間を一緒に過した者だからこそ、千尋の名前は忘れなかったのではないでしょうか。

例えば…

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2.ハクは千尋の兄だったから

前述したように、ハクは千尋の「靴を拾おうとした」ことを憶えていて、白いTシャツを着た人の腕が川の中にザバッと突っ込まれる映像が一瞬、映りました。

そもそも、川の主というか神が白いTシャツを着ているでしょうか?

油屋にいた時のハクの衣装だって、着物のような、いかにも「神様」といういで立ちだったし。

しかも、千尋のことを 「そなたの小さい時から知っている」 と言っているということは、いかにも、ずっと一緒に過していたというニュアンスにも取れます。

それを考えると、もしかしたら、ハクは人間だった時に千尋のお兄ちゃんだったのかもしれません。その事については、この記事に詳しく書いていますので、興味のある方は、ぜひ、ご覧ください。

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ハクと千尋は互いに恋愛感情を持っていた?

しかし、物語全体を見ていて、油屋に人間を連れ込んだり、元気になるようにとまじないを込めておにぎりを握ったり、危険を冒してまで千尋を助けたり、世話をしたりするハクの態度や、同じように、ハクのために生きて帰って来られるか分からないのに、海原鉄道に乗って銭婆のところへハクを許してくれるよう頼みに行ったりする千尋の献身を見ると、まるで恋人同士のように見えたりもするんですよね。

「ハクは私を助けてくれたの。私、ハクを助けたい。」

その千尋の気持ちは果たして恋愛感情なのでしょうか?

銭婆のところへ行くと言った千尋をなぜそんなことをするのかという気持ちで見ていたリンに対して、釜爺は言いますね。

「わからんか?愛だ、愛」と。

銭婆も、千尋にハクのことを「龍のボーイフレンド」と言っていました。つまり、お互いに助け合って、思い合っている様子を見て、素直にそう言ったように感じました。

また、自分の名前を思い出して、袴を着た姿に戻ったハクに向かって千尋は、「そう。琥珀が私を浅瀬に運んでくれたのね。嬉しい」と、まるで恋する乙女のような口ぶりでハクの前で喜びを表していました(笑)。ほっぺまでくっつけてましたよね?

そして、最後に2人が分かれる時。「また、どこかで会える?」と千尋が言えば、「きっと」と返すハク。まるで、別れを惜しむ恋人同士のようでした。

はたして、2人の間に恋愛感情のようなものが芽生えたのでしょうか。将来的に『ハウルの動く城』のハウルとソフィーのような恋愛に発展するのでしょうか?

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ハクと千尋の再会はあるか?

ハクと千尋の別れ際のシーンを思い出してみましょう。

一面海だったところが広い草原になり、千尋がそこを歩いて行って人間の世界に帰るというところで、ハクは言います。

「私はこの先には行けない。でも、決して振りむいちゃいけないよ。トンネルを出るまではね。」

という事は、ハクは人間ではないから、この結界と思われる大草原に足を踏み入れることができないのですね。

しかし、ハクは千尋にこう言います。

「私は湯婆婆と話をつけて弟子を辞める。平気さ。本当の名を取り戻したから。元の世界に私も戻るよ。」

元の世界とはどの世界のことを指しているのでしょうか? 人間に戻るという事でしょうか?それとも、また川の神に戻るのでしょうか? そこが私の中でイマイチはっきりしないのですが、私なりにハクと千尋の再会がどんな形で実現されるのかを考察してみました。

では、そもそも、ハクとは何者だったのか、まずは、その正体を探ってみましょう。

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ハクの正体

ハクの正体とは一体何でしょう?

物語の中でハクのことについて描写している表現を見て見ると、次の2つのことが分かっています。

  • 琥珀川の主・ニギハヤミコハクヌシ だった。
  • 魔法使いになりたくて湯婆婆の弟子になった。

では、ハクは元々は人間だったのでしょうか。そして、人間だったハクが死んでしまって、川の主になったのでしょうか。

少なくとも、油屋にいる時のハクは少なくとも人間ではないという事がわかっています。なぜなら、千尋に橋を渡らせる時、息をすると人間だということがバレるから、「息を止めて」と千尋に言いますが、自分は息を止めずにそのまま橋を渡りました。

という事は、人間ではないことだけは確かですね。

しかし、異世界の中の神や魔物(妖怪?)は、日が暮れて暗くならないと、千尋には姿が見えません。つまり、神や 魔物(妖怪?) は昼間は人間には見えないのですが、ハクは暗くなる前でも千尋には見えていました。

つまり、ハクはまだ、神様でも魔物(妖怪?)でもないという事です。

千尋に「 本当の名を取り戻したから。元の世界に私も戻るよ。 」と言っているので、元の世界=ニギハヤミコハクヌシと名乗っていた世界=川の主

映画の中のハクについての描写を繋ぎ合わせて、ハクの正体を考察するとこうなります。

ハクは元々人間で、死んでしまったか何かの理由で、琥珀川の主・ニギハヤミコハクヌシになります。しかし、琥珀川がマンション建設のために埋め立てられて住むところが無くなったので、魔法使いになるべく、湯婆婆の弟子になりました。しかし、弟子になる時に名前を奪われ、「ハク」と呼ばれるように。しかし、湯婆婆の弟子としての修行は、あまり良いものではありませんでした。そんな時、千尋に再会し、生きる意味を取り戻し、湯婆婆の洗脳から解けるのです。

これらのことを見ると、千尋との再会は、きっとまた、千尋が困った時や危機に陥った時に、川か自然の何かになってその大きな愛と力で、さりげなく助けるという形の再会になるような気がします。

ちなみに、ハクが湯婆婆に「千尋と両親を元の人間の世界に戻してください」と言った時に、湯婆婆に「その後私に八つ裂きにされてもいいんかい?」と言われていましたが、これは実際には八つ裂きになどされないでしょう。

湯婆婆の生きがいで、溺愛する坊が「ハクに酷いことしたら、嫌いになるよ!」とかなんとか言われて、すごすごと引き下がるような気がします(笑)。

ハクと千尋の再会について、Twitterではどのような感想があるのか見てみましょう。

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まとめ

以上が、「千と千尋の神隠し」ハクが千尋の名前を知っていた理由は?恋愛や再会についても考察についてでした。

「千と千尋の神隠し」なぜハクが千尋の名前を知っていたか
1.ハクは昔溺れていた千尋を助けた川の神だったから
2.ハクは千尋の兄だったから

「ハクと千尋の再会はあるか?」
ハクが自然の何かになって、千尋を助ける形で再会すると考察しました。

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