「風立ちぬ」二郎タバコ吸いすぎでしょ!?結核の菜穂子の横でなぜ煙草を吸うかの考察

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宮崎駿監督のスタジオジブリ映画「風立ちぬ」の中で、サナトリウムから出て来て二郎との家で、結核で床に臥せっている妻・菜穂子の横で、仕事をしながらタバコを吸っている夫・二郎の行動に納得がいかないという感想を多くみかけます。

もちろん、私も最初見た時は、「は?」という感じでした。

でもですね、2人の性格とか関係性、その時の気持ちなどを推察していくと、そういう事か!と合点がいきます。

という事で、この記事で、映画「風立ちぬ」の中で「二郎タバコ吸いすぎでしょ!?」にその理由を考察していきたいと思います。

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目次

「風立ちぬ」二郎タバコ吸いすぎでしょ!?結核の菜穂子の横でなぜ煙草を吸う?

タバコを吸いながら二郎が菜穂子が寝ている横で仕事をするシーンがあるのですが、本当にクズだな!本当に自分勝手な奴だなと皆さん思ってますよね?

結核を患っている菜穂子の横でタバコを吸うなんて言語道断。でもね、なぜあえて、宮崎駿監督がこういうシーンを作ったのか、必ず深い意味があるはずなんです。

まずは、二郎の妻・菜穂子が結核なのに病院にも行かず、自宅で寝ているのか? それは、菜穂子がサナトリウムから自分で出て来てしまった結果なのです。

その経緯からお話しましょう。

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サナトリウムから出て二郎に会いに来た菜穂子

偶然の出会いがあり、再会してつき合い始める二郎と菜穂子なのですが、菜穂子の結核はどんどん悪化していきます。

2人がつき合い始めたきっかけはこちらの記事に詳しく書いてあるのでどうぞ!

そして、菜穂子はサナトリウムに入院することを決意し、二郎と離れ離れになるんです。

しかしです、そのサナトリウムに二郎は一度もお見舞いに行きません。それは、飛行機の設計が始まってしまったから、菜穂子のお見舞いに行っている時間がないんです。二郎は飛行機のこととなると、他のことが考えられなくなってしまう人なのです。

仕事で忙しいとは言っても、ずっと仕事をしているわけではなくて、仕事が終わってからも、二郎は飛行機工場の人たちと、次の飛行機の事を熱心に議論してたりします。

それも仕事と言えば仕事のうちに入るのかもしれませんが、でも、菜穂子のところに行く時間を作ろうと思えば作れるわけなんですがね。

でも、流石にそれではあんまりなので、直接行かない代わりに、二郎は菜穂子に手紙を出す事はしていました。菜穂子の身体のことを気遣う手紙と思いきや、身体を気遣う言葉はほんの少しで、ほとんど飛行機制作の仕事の事ばかり。そんな手紙をもらっても、菜穂子は当然、面白くありませんでした。

そんなある日、二郎からの手紙を読んでいる菜穂子のところに風花が飛んで来ます。風花とは風に吹かれて飛んでくる山に降り積もった雪のこと。その風花を見た菜穂子はその風花を見て、もうすぐ雪が降る事を知り、雪が降る前にサナトリウムを出なければという思いになります。

なぜなら、雪が積もったら、自分はサナトリウムから出る事も出来なくなって、二郎とはもう二度と会えないと思ったから。それは、菜穂子は自分が雪解けの頃まで生きられないと知っていたからです。

だから、菜穂子は即座にサナトリウムを逃げ出してしまいます。せめて、二郎に一目会ってからまた戻ろうと思って、名古屋駅で二郎と待ち合わせをします。

菜穂子と久しぶりに会えた二郎は、菜穂子がサナトリウムに帰ろうとすると、「帰らないで!」と言うんです。もう帰らなくても良いから、自分は感染っても良いから、最後の時は一緒に過そうという意味ですね。

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結核の菜穂子の横で仕事をする二郎

そういう経緯で菜穂子を家に寝かせて、二郎は仕事をしながら看病するのですが、仕事は山積み。しかし、菜穂子のためになるべく早く家に帰らなければならない二郎は仕事を家に持ち帰ります。そうして、菜穂子の寝ている横で仕事をするのです。

そんな風に仕事をしている二郎に菜穂子は「手をください」言って、二郎は左手で菜穂子の手を握って、右手だけで仕事をしたりもしました。

菜穂子と手を握りながら仕事をする二郎は、仕事場で仕事をするよりも仕事がはかどるんです。やっぱり愛する女性が隣りにいれば、気持ちが安定するから、その分、仕事が進むんでしょうね。

菜穂子にそう言われて手を握っている途中で、二郎はタバコを吸いたくなって、「タバコ吸いたい。手を放しちゃだめ?」と菜穂子に聞くんですが、普段はそんな事言わない菜穂子が「ダメ!」と言うんです。


仕方なくそう言われて、二郎は繋いだ手をそのままにして、右手でタバコを吸うんです。つまり、二郎がタバコを吸いたくなるという事は、仕事がうまく進んでいる証拠なんです。

菜穂子が側にいて、手を握る事は結果的に、二郎の仕事を助けている事になる。

菜穂子は本能的にそれをわかっていて、自分には何もできないけれど、手を握ることで、二郎を助けている自分に満足していたのです。二郎の仕事がはかどってるから、タバコを吸いたくなって吸うという事も当然、菜穂子は受け入れているんです。

二郎も、いわば菜穂子と心中するつもりで、菜穂子の最後の時を2人で一緒にいようと決心したわけなので、タバコを吸ったら菜穂子の身体に悪いとか、2人の中ではそういう次元を超えちゃってるわけなんです。

二郎も菜穂子の結核が感染っても良い覚悟で、菜穂子の側に付き添い、菜穂子の方も、自分の命を削って、最後のエネルギーを二郎に送って二郎を助けていたというわけです。

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実際、「菜穂子がいたから(ゼロ戦が)できたんだ」と二郎が言うシーンもあるんですが、その言葉からも伝わってきます。

傍からみると、黒川の奥さんが言ったように「自分の綺麗なところだけ見せたかったのね」みたいな考え方もあるけど、そうじゃなくて、二郎を助けたいから側にいたいと思っていたのが菜穂子なんです。

だから、二郎の仕事がうまくいった後に、菜穂子は再び自分からサナトリウムに帰って行きました。二郎の仕事に協力するという自分の仕事を終えたからです。

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「風立ちぬ」二郎タバコ吸いすぎでしょ!?のまとめ

まとめると、菜穂子は自分の死期を知っていた。そして、最後に何か二郎の役に立って旅立ちたいと思い、二郎の元へ行ったのであって、病気を治す事よりも、二郎を助けることが喜びだったのです。

そして、二郎も菜穂子と言わば心中するつもりでその最後のひと時を過ごしたのですから、菜穂子の側でタバコを吸うことが最低とか、自分勝手という事ではなかったのです。

結核の人の側でタバコを吸う光景は、傍から見たらひどい事のように見えるのですが、こういう経緯で見たら、2人が決意した上での事なので、ただ単に酷いといってかたずけられない事だと理解できないでしょうか。

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