NHK連続テレビ小説・朝ドラ「らんまん」
【第1週】ネタバレあらすじと感想
「らんまん」第1週のテーマ「バイカオウレン」
2023年4月3日(月)~2023年4月7日(金)放送
「らんまん」ネタバレあらすじ・感想【第1週1話】
『らんまん』第1回あらすじ 新たな主人公・万太郎の物語が始まる(写真 全2枚)https://t.co/NKuqjHlvI9
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ネタバレあらすじ「病弱の万太郎」
慶応3年(1867)土佐・佐川村。造り酒屋の跡取り息子として生まれた槙野万太郎(森優理斗)は草花が大好きな男の子。生まれつき病弱で、走ったりはしゃいだりすると、すぐに熱を出して倒れてしまうため、祖母のタキ(松坂慶子)や母ヒサ(広末涼子)に心配をかけてばかりいました。
春、万太郎が楽しみにしていた酒蔵の祝宴の日がやってきました。立派なごちそうの数々を目にして嬉しくなった万太郎はお餅を盗んで食べてしまいます。嬉しくなった万太郎は友達の家に走って行きます。しかし、友達の家に着いたと思ったら、その場で倒れてしまいます。
万太郎はお医者さんにはもう大丈夫だとは言われますが、祖母のタキには他の人とは違うんだから寝てなさいと言われます。万太郎が倒れているうちに、祝宴が行われ、別室で寝ていた万太郎は分家の大人たちが万太郎は産まれてこなければよかったのに。と言っている言葉を聞いてしまいます。
感想
身体の弱い万太郎で始まった第一話。本家の跡取り息子として産まれた万太郎。病弱の母を持ち、しっかりした姉がいて、姉は万太郎のことが、何であんな子供に鳴なってしまったのだろうと母と話していますが、子供なのに弟のことをよく見ているなと思いました。
今の子どもたちからは想像もつかないような話し方、お作法を身につけており、さすが本家の子供たちだなと思いました。祖母のタキは男勝りでとてもしっかりしている方ですね。厳しいタキがいるから、姉はあのようにしっかりと育ったのだナと感じました。
「らんまん」ネタバレあらすじ・感想【第1週2話】
【コラム】『らんまん』森優理斗演じる万太郎の切ない幼少期 “役割”との葛藤の物語が幕を開ける#らんまん #森優理斗 #エール #広末涼子 #松坂慶子
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ネタバレあらすじ「万太郎の傷ついた心」
万太郎(神木隆之介/森優理斗)は、親戚の豊治(菅原大吉)らが「万太郎はいっそのこと生まれて来ない方がよかった」と話しているのを聞いてしまい深く傷つきます。その言葉を聞いたショックで、病床の母ヒサ(広末涼子)のもとへ向かい、自分が産まれてこないほうが良かったと言われたと言います。
しかし、ヒサは万太郎は望まれて生まれてきた子でヒサの宝物だと言ってくれます。しかし、他の子とは違うと言われて、そのことがわかってもらえなかったと思ってしまい、家を飛び出してしまいます。万太郎のことで心を痛めたヒサはお仏壇に手を合わせています。そこにタキ(松坂慶子)がやってきて、これまで秘めてきたタキの思いを語ります。
一方、万太郎は裏山の神社で自らを「天狗」と名のる謎の武者と出会います。謎の武者はお腹が空いたと言うと、万太郎は家から持ってきた山椒餅を差し出します。万太郎は悩んでいることを謎の武者に話します。謎の武者は寝小便をしたのかとからかいますが、万太郎は真剣な表情で、自分は産まれてこないほうがよかったと言われたと打ち明けます。
感想
大人が言った軽い言葉が小さな子供にとってとても傷つく言葉になります。大人が大人に為れていない証拠ですね。分家と言われている人達は本家の男衆がいないことをバカにして従いたくないのでしょうね。タキが酒蔵を切り盛りしていることが面白くないのでしょう。
しかし、タキは万太郎に酒蔵を継がせるために自分の身を削ってでも育て上げると言いました。身体の弱いヒサは自分が長生きしないこと、自分が産んだ子どもたちを育て上げることができないこと。そのことも全て受け止めているタキは凄いなと思います。
「らんまん」ネタバレあらすじ・感想【第1週3話】
『らんまん』第3回 坂本龍馬(ディーン・フジオカ)の強い言葉に反響「胸打たれた」(写真 全3枚)https://t.co/KsojLEZzvi
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ネタバレあらすじ「自分が生まれてきた意味」
坂本龍馬(ディーン・フジオカ)との衝撃の出会いを果たした万太郎(森優理斗)。龍馬から人が生きてくる意味はある。心から命を燃やせるものを探しなさいと言われます。万太郎は意味がよくわかっていないのですが、坂本龍馬の言葉に生きる希望をもらいました。
坂本龍馬と別れたあと、すぐに母ヒサ(広末涼子)が探しに来てくれ、万太郎は天狗といたと話します。ヒサはそうかもしれないねと万太郎を信じてくれ、白くて小さな花・バイカオウレンを見つけ、ヒサが好きな花だと話してくれます。そのことを聞いた万太郎は、いっそう草花への想いを強くします。
一方、番頭の息子・竹雄(井上涼太)は、タキ(松坂慶子)から万太郎の目付役を命じられます。万太郎がまた、家から一人で出るようなことがあったら竹雄の責任だと言われます。万太郎は採ってきたバイカオウレンがしおれているのを見て、ヒサにバイカオウレンの絵を書いて、ヒサの病状を励まします。
ある日、佐川領主深尾家の家臣・塚田昭徳(榎木孝明)が訪れ、万太郎に学問所への進学を勧める。
感想
万太郎は5歳なのに、色々なことを考えているんですね。自分が5歳のときはできないことですね。生まれてくるには意味があり、心から自分が命を使えるものを見つけるために生まれてきているんだと言う言葉が、今の自分にも突き刺さる言葉でした。
坂本龍馬は子供だろうが真剣に話をし、答えてくれますね。だからこそ、子供でも通じる、納得できる答えが出るのだと思います。子供だからといってあやふやな答えを言うと子供もわかりなくなってしまうのですね。だからタキが怒ったときもしっかり大人顔負けの受け答えができたのだと思います。
「らんまん」ネタバレあらすじ・感想【第1週4話】
【コラム】『らんまん』森優理斗演じる万太郎が背負う当主の重責 踏まれて強くなるオオバコの心#らんまん #森優理斗 #井上涼太 #太田結乃
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ネタバレあらすじ「おなごは立入禁止」
秋、今年も酒造りの季節がやってきました。万太郎(森優理斗)は、相変わらず草花に夢中です。竹雄が踏んでいる雑草のことが気になってしまい、根っこからむしり取り墨でその雑草をスケッチします。
体が弱いため、そのような遊びしかできず、近所の子どもたちに遊ぶことを誘われても、竹雄は遊ぶことを許しません。竹雄(井上涼太)と言い合いになり、喧嘩をした万太郎は、怒って酒蔵の中に入ってしまいます。
追いかけた姉の綾(太田結乃)は一度入りたいと思っていた蔵に足を踏み入れようとしますが、入る寸前で止められ「おなごは蔵に入ってはいけない」と杜氏から厳しく言い渡されます。タキから夕食抜きと言われてしまった綾。万太郎は自分が悪く、綾は悪くないと泣いて訴えますが、許してもらうことができません。
万太郎は病床の母ヒサ(広末涼子)のところに助けを求めに行きますが、寝込んでしまっているヒサに万太郎は話を聞いてもらえませんでした。日に日に容体が思わしくなくなっていくヒサ。
万太郎と綾はヒサの死を悟ります。万太郎はヒサの言葉を思い出し、ヒサの好きな花を探しに神社に行きますが、花が見つかりません。万太郎は入ってはいけない神社の領域に足を踏み入れます。
感想
まだ小さい子どもたちを残して死んでしまう母親の気持ち。どれだけ苦しいことでしょう。5歳の万太郎はまだまだ母親に甘えたい年頃。悲しいことがあって母親を求めても聞いてもらえません。そのことがどれだけ万太郎を悲しませているのか、想像するだけで、悲しくなってきます。
綾が酒蔵に入ろうとしたときのおなごは汚れているという言葉…今では入ったくらいでは何も咎められなくなっていますが、昔はあんなに厳しく怒られていたのですね。酒蔵に入るだけで酒が腐ってしまったら本当に大変なことになってしまいます。
「らんまん」ネタバレあらすじ・感想【第1週5話】
【コラム】朝ドラ『らんまん』で序盤の重要パートを牽引 広末涼子の笑顔が物語るもの#らんまん #広末涼子 https://t.co/enD3S7jhDz
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ネタバレあらすじ「ヒサとの別れ」
万太郎(森優理斗)は病床で生死の境をさまようヒサ(広末涼子)を元気づけようと、ヒサの好きなバイカオウレンの花を探しに神社に行きます。しかし、坂本龍馬と出会った日に咲いていた裏山の神社の場所には見当たらず、立ち入りを禁じられた神社の裏の山の奥深くへと足を踏み入れてしまいます。
異変に気付いた綾(太田結乃)と竹雄(井上涼太)。綾は万太郎がヒサのために花を探しに行ったと察知し、竹雄と一緒に万太郎を探しに裏山へ向います。裏山に着くと、雪が降り始めますが、綾と竹雄は気にせずまんたを探し続けます。
万太郎は花を見つけ摘むことができましたが、途中で足が奪われてしまい戻れなくなってしまいました。万太郎は助けを求め叫びます。万太郎の草履を見つけた綾と竹雄は近くに万太郎がいるのを確信し、万太郎を探します。万太郎を見つけた綾と竹雄は万太郎を助け出し、家に帰ります。
家では万太郎、綾、竹雄が居なくなっていることに気づき、大騒ぎになっています。タキが子供たちがいなくなっていることを耳にすると、万太郎たちが帰ってきました。万太郎はヒサに花差し出そうとしますが、その花はヒサの好きな花ではないとわかり、泣いてしまいます。
その時、ずっと目を覚まさなかったヒサが目を開け、万太郎に春になったらあの場所にいるからまた会おうねと言って亡くなります。
春になり、ひさの花が咲くと万太郎はあの場所に行きました。そこでヒサと再会ができました。
感想
万太郎のヒサを思う気持ち可愛いですね。ヒサが好きな花を採ってくれば元気になるだろうというヒサは死なないと思うその気持ち、すごいなと思いました。そして、万太郎を探しているときの綾の言葉。万太郎にしか酒蔵の当主は勤まらないとわかったときのあの顔つき。
産まれながらに持ち備えている万太郎の気質を子供ながらに悟っている綾。おなごは酒蔵に入れないという現実を突きつけられ、自分が男だったら当主になりたいと思っていたぐらいの酒蔵への思い。それはそれで素晴らしいことだと思います。後ろで支えることも大事な役割だと思います。
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