NHK連続テレビ小説・朝ドラ「らんまん」
【第22週】ネタバレあらすじと感想
「らんまん」第22週のテーマ「オーギョーチ」
2023年8月28日(月)~2023年9月1日(金)放送
「らんまん」ネタバレあらすじ・感想【第22週106話】
『らんまん』第106話、大窪(#今野浩喜)が「万太郎(#神木隆之介)の研究は古い」と発言#朝ドラらんまん
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ネタバレあらすじ「新しい植物学の世界」
徳永教授(田中哲司)に正式な助手として迎えられた万太郎(神木隆之介)は7年ぶりに植物学教室に戻ってきました。早速学生たちが標本作りをやっている姿を見て、万太郎は間違った名前をつけようとしている学生たちに名前が違うということを教えます。
波多野、大窪、野宮とも再会し、再会を喜び合います。徳永も現れ、教授室に呼ばれた万太郎は教室内の標本を充実させることだけを徳永に命じられます。万太郎は徳永にドイツはどうだったのか?と聞くと、徳永は顕微鏡の奥の世界を世界は追求していると話されます。
万太郎にとって、給金も貰え、出張費も一部出してもらえることはとてもはありがたい仕事でしたが、万太郎は徳永の言葉に違和感を覚えます。万太郎が一人でいると、大窪(今野浩喜)が入ってきて、万太郎のやり方は古いと言われてしまいます。
感想
万太郎は7年前のままなのですが、大学の人達はだいぶ先を進んでいました。情報は植物学誌で読んではいましたが、帝国大学がどこを目指しているのかまでは載っていませんでした。万太郎は植物が好きでただひたすらにやってきたのだと思います。
しかし、大学ではもうそれは古いのだと言われてしまいます。日本中の植物の図鑑もまだ出来上がっていないのに、次の段階にいっている大学に万太郎は違和感を感じているように見えました。しかし、生活もかかっている万太郎。どのようにこれからしていくのでしょうか。
「らんまん」ネタバレあらすじ・感想【第22週107話】
『来週のらんまん』万太郎、学術調査団の一員として台湾へ派遣される(写真 全3枚)https://t.co/vvSl0cwZ7F
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ネタバレあらすじ「大窪との別れ」
大窪(今野浩喜)は大学から非勤だと言われたと、まんたに当たります。しかし、万太郎と大窪は一緒に発表したヤマトグサのことを思い出し、大窪も植物が好きなんだということを思い出しました。大窪が大学を去り、細田(渋谷謙人)が助教授に就任しました。
みえ(宮澤エマ)の料亭は景気がよく、寿恵子(浜辺美波)は持ち前の度胸と愛嬌で仲居として大活躍していました。馬琴先生の小説を面白おかしく話し、芸者さんが来るまでの穴埋めをこなしていました。そのお駄賃として小袋を何袋ももらっていました。
そんなある日、植物学教室へ陸軍大佐の恩田(近藤公園)と里中(いとうせいこう)がやってくる。徳永(田中哲司)から万太郎(神木隆之介)に出された指令は、台湾に植物学者として代表で行くという話でした。
感想
万太郎が大学に戻ったことで、大窪は辞めなければならなかった。大窪よりも万太郎の方が優れているのは、誰から見てもそうでした。上に立つ教授が変わったことでこんなにも変わっていくのですね。実力のあるものが残り、ないものは出されてしまう。
田邊は感情的になり、万太郎を追い出したのですが、徳永はしっかりその人の能力を見極め判断していました。しかし、大窪と徳永はいつも一緒にいたのに辞めさせてしまうのですね。それだけ実績の残していないものは切られてしまう。そのようなことになってしまうのですね。
「らんまん」ネタバレあらすじ・感想【第22週108話】
『らんまん』第108回あらすじ 万太郎、学術研究員として台湾へ行くことに(写真 全5枚)https://t.co/QXbeUor6fL
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ネタバレあらすじ「万太郎台湾へ!」
里中(いとうせいこう)や岩﨑(皆川猿時)からの推薦で、万太郎(神木隆之介)は学術研究員として台湾へ行くこととなりました。万太郎はなんで台湾に行かなければならないのかの意味をわからずに話されているので、どのように自分が動けばいいのか全くわかっていません。
帝国大学にいるということはお国の命令に従って動かなければならない。そのことに万太郎は納得ができていませんでした。台湾語を覚えるために出発までの期間が短すぎると言いますが、台湾語は話さず、日本語でいと言われます。
恩田(近藤公園)から護衛用にピストルの購入を命じられますが、万太郎は納得ができません。徳永(田中哲司)からは帝国大学の人間としていくことを自覚するよう注意を受けます。万太郎から話を聞いた寿恵子(浜辺美波)は、ピストルの代わりに「日本植物志図譜」をお守りに持たせます。そして万太郎は台湾へと旅立ちました。
台湾に着いた万太郎は案内人の人に台湾語で挨拶します。
感想
なんだかスゴい展開になってきましたね。寿恵子の仕事で万太郎にまで影響が及ぶとは。岩崎という人は一体どういう人なのでしょうか。そして、恩田という人は、本当に頭がかたいのですね。まあ、あの頃の日本は仕方がないのかなと思いますが、里中に推薦してもらえた万太郎は台湾行きを受け入れます。
台湾に着いて、案内人に台湾語で話をする万太郎。そんな万太郎の後ろを歩く案内人の顔がなんだか企んでいるような顔つきでした。万太郎は無事台湾で研究ができるのでしょうか。見ているこちらがとても不安に心配になってきてしまいました。
「らんまん」ネタバレあらすじ・感想【第22週109話】
【コラム】『らんまん』濱田龍臣が満を持して朝ドラデビュー 寺田心から引き継がれた虎鉄役のバトン#朝ドラらんまん #濱田龍臣
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ネタバレあらすじ「虎鉄との再会」
万太郎(神木隆之介)が台湾に旅立った後、見たことのない青年が長屋を訪ねてきます。寿恵子は不思議がりながらもその少年に質問をし続けます。話をしていくうちに、なんとそれは、万太郎の書生となるため土佐から上京してきた虎鉄(濱田龍臣)でした。
虎鉄は、代々伝わる実家の仕事を姉に任せ、万太郎の手伝いをしたくて上京してきたと話します。その事情を知ったりん(安藤玉恵)は、空き部屋を紹介してもらい、虎鉄も長屋に住むことになりました。虎鉄は万太郎が台湾から帰ってくるのを待つことに決めました。
一方、寿恵子(浜辺美波)はみえ(宮澤エマ)から商売を始めないかと言われますが、寿恵子はあまり気分が乗りません。台湾にいる万太郎は植物採取のために山に入り土砂降りの雨に見舞われます。
万太郎が台湾から帰ってくると虎鉄と再会し、家族に不思議な植物をお土産に持って帰り、家族と虎鉄にご披露します。
感想
虎鉄くん。大きくなりましたね!びっくりでした。寿恵子は虎鉄くんと万太郎が言っていたので、小さな子だと思っていたようでしたが、万太郎が虎鉄と出会ったのは10歳の頃。そこから10年の月日が流れていたなんて驚きました。そして、虎鉄の境遇が万太郎に少し似ているなと思いました。
実家の家業を姉に任せてきたと。万太郎と綾の関係性と似ているなと思いました。そして、虎鉄は万太郎に植物のことを教えてもらって自分は変われたと。万太郎は元々植物が好きだったのですが、虎鉄は万太郎に出会えたことで植物が好きになったのですね。これからが楽しみです。
「らんまん」ネタバレあらすじ・感想【第22週110話】
【コラム】『らんまん』なぜ史実とは異なる選択に? 万太郎が挑む“戦わない”という人類最大の難題#朝ドラらんまん #神木隆之介 #浜辺美波
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ネタバレあらすじ「万太郎の新たな道」
台湾から戻った万太郎は、寿恵子(浜辺美波)や虎鉄と「オーギョーチ」を食べながら、台湾での出来事を話し始めます。万太郎は台湾の民族の人達に助けられ、その民族と話をしました。もちろん通訳を使って。民族の人達は、寿恵子が持たせてくれた「日本植物志図譜」を見て、喜んでくれました。
寿恵子が言ったように、図鑑のおかげで命が救われたことを話します。万太郎の通訳についてくれた男性は万太郎の姿を見て、植物学が面白いと言ってくれ、自分も学んでみたいと思ったと笑顔で話してくれました。そこには蛍が飛び交っていました。
一方、波多野(前原滉)と野宮(亀田佳明)はついにイチョウの精虫を発見します。その内容は論文に書かれ、世界に向けて発表されることになります。万太郎は二人の快挙を喜びつつ、自分ができることはないかと考え、自分が出来る地べたの研究と発表を続けることを改めて誓います。万太郎が出来る、植物学の研究に戻っていくのでした。
感想
万太郎が行くところ行くところで、万太郎が真っ直ぐに植物学〜やっていることが伝わり、一人、また一人と植物学を学びたいという人たちが増えて行っています。それは田邊とはまた違うやり方で、万太郎独自の植物学の広め方なんだと思いました。
田邊の位置だから出来る植物学の広め方と、万太郎のようにただ純粋に植物が好きだと言っているだけで、勝手に広まっていく。地位でもない、関わっていく人達が自然と植物に興味を持ち、広まっていく。これほどに時間がかかり、ゆっくりですが確実に広まって行くのでしょうね。
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