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ちむどんどん【第5週】ネタバレあらすじと感想| 「比嘉家に襲いかかる悲劇」

NHK連続テレビ小説・朝ドラ「ちむどんどん」
【第5週】ネタバレあらすじと感想
「ちむどんどん」第5週のテーマ「フーチャンプルーの涙」
2022年5月9日(月)~2022年5月13日(金)放送

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目次

「ちむどんどん」ネタバレあらすじ・感想【第5週21話】

ネタバレあらすじ「儲け話は詐欺だった」

暢子(黒島結菜)は助っ人として参加した料理大会の会場で、「東京に行き、料理人になりたい」とみんなが見守る中、泣きながら宣言します。すっかりその気になってしまい、東京の標準語で話してみたり、銀座には有名な店があるから銀座に住むんだ!と言ってみたり、朝食にフレンチトーストを作り、東京に行ける前提に動き始めまる暢子。

その頃、比嘉家には暗雲が近づいていた。兄・賢秀(竜星涼)が投資話だと思ったものは、実は騙されていただけと分かってしまった。賢秀は優子(仲間由紀恵)のためにもう苦労させたくないと、賢三(大森南朋)に言われた、お母さんとみんなを頼むと言う言葉を胸に、お金を借りて投資話を持ってきた人を信じて、約束した場所と時間に向かいます。

しかし、約束した時間になっても投資話を持ってきた人は現れませんでした。その時、そのお店では、下地(片桐はいり)が自分が育てた歌のうまい子の演奏会をやっていてそこに恩師として来ていました。歌の人が歌い始めようとすると、電話が鳴ったり、賢秀と同じく、投資話に騙された人が入ってきたりして、何度も演奏を中断されてしまいます。

投資話に騙された人は賢秀と同じく、騙されたと言って、警察に行くと言って、お店を出て行ってしまいます。絶望した賢秀はお店で、大荒れに荒れてしまいます。賢秀はそのままどこかに姿を消してしました。家族が心配するなか、賢秀は家の小屋で隠れていました。それを見つけた暢子はお金のことを賢秀に聞きます。賢秀は騙されたことを話すと、良子(川口春奈)が賢秀を責め立てます。

賢秀が暴れたお店では、机やグラスが壊れ、かなりの被害を受けました。優子と暢子はお店に謝りに行きますが、全て弁償してくれれば、許してくれると店長は言ってくれます。その余波は大きく家族にのしかかります。

お店にいて、演奏会を台無しにされてしまった下地は賢秀を訴えると言い、比嘉家に押し掛けてきます。

感想

賢秀は何でこんな風になってしまったのでしょう…自分だけが何かあるのなら問題ないと思うのですが、自分がやったことが家族に帰ってきてしまうということがわからないのでしょうか…良子があんなに賢秀に言っているのに、賢秀は自分が悪いとも言わず、お店に謝りにも行きません。

そんなことをしても、何もいいことがないのに、何でそれがわからないのでしょうか…反省することと、素直になることができない賢秀。三姉妹よりも子供で、中学校の時から何も変わらない子供のままの賢秀。いったい、いつになったら真面目に働いて、コツコツお金を返していこうと思うのでしょうか。

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「ちむどんどん」ネタバレあらすじ・感想【第5週22話】

ネタバレあらすじ「賢秀の決意」

暢子(黒島結菜)は高校卒業後、上京して料理人になることを夢見ていましたが、兄・賢秀(竜星涼)の起こしたトラブルからそれどころではなくなってしまいます。賢秀は警察沙汰寸前の大ピンチになります。怪我をさせられたと警察の人と一緒に比嘉家に来た下地(片桐はいり)。賢秀のことを許さないとかなりの怒りようです。

優子(仲間由紀恵)は下地にお詫びの言葉を言うと、三姉妹も続けて謝ります。下地は家に上がり込み、正座をして座り込みます。そして、音楽の罪は音楽で償ってもらいましょう。と言い、歌子(上白石萌歌)にいまここで歌子が歌ったら今回のことは水に流すと言ってきます。良子(川口春奈)が歌うだけでいいんですか?と下地に言うと、下地は中途半端は駄目。あなたの魂の声を聞かせて。と言います。

歌子は深呼吸をし、眼をつぶって歌い始めます。下地は歌子の歌を聞き終わると、あなたの才能を花開かせるために私は音楽教師になった。と言って、許してくれます。下地は帰っていきます。

下地が帰った後、直ぐにおじさんが来て、お金が返せなくなったことを聞きつけて、比嘉家にやってきました。おじさんは賢秀に、働いてお金を稼いでこい!頭が悪いやつは身体を動かして返せ!お前のせいでこの家が大変なことになっているのがわからないのか!と誰も言えなかったことを、ビシッと言って、帰っていきます。一家は経済的に更に窮地に陥り、暢子が上京することもおじさんはから許されなくなってしまいました。

暢子は賢秀に当たり、夕飯も作れないぐらい落ち込んでしまいます。夜、暢子が寝付けずにいると、賢秀が暢子に親以外の大人に褒められて嬉しかったから、その人を信じたかった。だから、許してくれと謝りますが、暢子は寝ているからと言って話を聞こうとしませんでした。賢秀は、翌朝、バスに乗ってどこかに行ってしまいました。

感想

賢秀がやったことで、下地の件は解決しましたが、お金のことは解決しません。おじさんが怒鳴り来んでくるのも当たり前です。そして、あれだけ誰も言えなかったことをズバリ言ってくれて、スッキリしました。いい加減働きに出て、働いてコツコツお金を返そうという気になって欲しいなと思いました。

賢秀が言った、親以外の大人に初めてほめられたということば。賢秀があれだけひねくれてしまったのは、子供の時に褒めてもらえなかったということが、今の賢秀を作ってしまったのですね。賢秀だけが悪くないんです。家族みんながそんな風に賢秀に接してきたから、賢秀はこんな風になってしまったのだと今回初めてわかりました。

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「ちむどんどん」ネタバレあらすじ・感想【第5週23話】

ネタバレあらすじ「優子と良子の想い」

暢子(黒島結菜)は卒業後に上京する夢をあきらめざるを得ませんでした。兄・賢秀(竜星涼)は責任を感じてどこかへ出ていき、暢子は地元での就職が決まります。友達は大学に行けるか心配していましたが、見事東京の大学に合格します。暢子はおめでとうと言いますが、心は寂しそうな顔をします。

家で夕飯の当番の暢子でしたが、雑炊を作っても味が薄く、姉の良子(川口春奈)が心配して、くれます。良子は仕事にそんなんで行けるのかと口では厳しいことを言います。すると、暢子は優子(仲間由紀恵)に、就職する前に東京に行きたいと言いますが、良子が春休みは工場でバイトだから駄目だと言います。

すると暢子は、小学校の時からご飯を作ってきた私の身にもなってよ!もうご飯なんか作らない!と言って、茶の間から出て行ってしまいます。夜も眠れず、起きている暢子。優子が夜遅くまで働いているのを見ます。暢子は朝起きてご飯を作っています。そこに良子が起きてきて、昨日のことを謝ります。

実は良子は暢子を東京に行かせてやりたいと思っていました。良子は学校から300ドル借りて、暢子に東京に行かせてあげるように内緒で手配していました。校長先生から良いお姉さんだねと言われますが、良子は最高の妹だから私は良いお姉さんではないと言います。

暢子がフーチャンプルーを作ったある夜、良子は暢子に東京に行くお金をあげる準備をし、おじさん達の借金も返す準備をします。すると、おじさん達がやってきます。おじさん達は優子から呼ばれたといって、優子の帰りを待ちます。優子が帰ってくると、おじさんに暢子の上京を許して欲しいと頭を下げます。そして、300ドルを差し出し、共同売店から給料を前借りしたといっておじさんにお金を渡します。

そんな優子の姿を見て、暢子はもう東京に行くのはあきらめた、だからもう大丈夫。と言いますが、優子は暢子が諦めても私は諦めない!せっかくやりたいことが見つかったのに、諦めないで!と言ってくれ!もう一度、おじさんに頭を下げ、暢子を東京に行かせてくれと頼み込みます。

感想

暢子の東京行きがなくなってしまい、意気消沈している暢子の姿を見て、優子と良子が立ち上がりました。そして、2人とも同じことを考えていて、素敵な家族だなと思いました。小学校のころから毎日ご飯を作ってきた暢子への感謝の思いと、やりたいことに向かって生きて欲しいという2人の思いからだったのでしょうね。

暢子は優子がそんなことを考えていていたとも知らず、落ち込んでいましたが、改めて自分が言った言葉に責任を持たなければならないのだと実感したのかなと思います。優子と良子の思いを受けて、暢子はどのように決断するのでしょうか。

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「ちむどんどん」ネタバレあらすじ・感想【第5週24話】

ネタバレあらすじ「暢子と歌子の人生を変えた人達」

暢子(黒島結菜)がフーチャンプルーを作った、ある夜。暢子の卒業後の東京行きを巡り、母・優子(仲間由紀恵)が必死におじさんに東京行きを許して欲しいと頭を何度も下げます。暢子はそこまでしなくてもいいと言いますが、優子は絶対に暢子を東京に行かせたい!と頼み込みます。おじさんはあと300ドルあれば暢子を東京にやってもいいと言うと、姉の良子(川口春奈)は300ドル払えば本当に暢子を東京にやってもいいのか?と言います。

良子がそう言うと、家を出て行った兄の賢秀(竜星涼)から、手紙が届きます。手紙と一緒に60万円が送られてきて、賢秀はプロボクサーになって、試合で勝ち、お金をもらったのだと手紙に書いてありました。比嘉家の借金は全て払えるようになり、余ったお金で暢子が東京に行ける資金も目処が立ちました。

暢子は賢秀に電話をかけてお礼を言います。賢秀はチャンピオンになるといって、電話を切りました。

暢子達の帰りを待ってた良子と歌子(上白石萌歌)。歌子は良子が暢子のためにお金を用意していたことを知っていたと話します。良子はそのお金はとっておいて、家族のために使いたい。と言うと、歌子が自分のために使えばいいのに。と言いますが、良子は家族のために使うことが自分のためになると言い、歌子はよくわからないと言います。

歌子が学校の音楽室で歌を歌っていると、下地(片桐はいり)が入ってきます。下地は自分は4月からいしがきじまの学校に移る。と話し出し、歌子にこれからいろんな人がいろんなことをあなたに言う。頑張れとか気合いが足りないとか、かわいそうとか。これまでも。これからも。一切着にせず、感じるままに生きなさい。みんな好き勝手なことを言います。

でも、あなたの人生はあなたのもの。あなたはあの日家族のために恥ずかしくても一生懸命に歌いました。あなたはもう十分誰にも負けないくらい素晴らしい人間です。一つだけ私も勝手なことを言います。あなたはいつでもどこでもどうなっても。歌うことをやめてはいけません。どんな歌でもいい。あなたがその時歌いたい歌でいい。あなたは歌い続ける。聴く人がたった一人でも。聴いているのが森と虫たちだけだったとしても。それがあなたの人生。わかった?と歌子に諭します。

暢子は5月15日沖縄の本土復帰の日に旅立つことが決まりました。

感想

賢秀のおかげで暢子は東京に行けることになりました。しかも、家の借金まで払えるまでに。暢子のために賢秀は一大決心を、したのですね。いいお兄ちゃんぶりをやっと発揮してくれました。やっと一家のために動いてくれました。感激ですね!あの賢秀が…と思うと、嬉しくなってしまいます。

そして、歌子の下地からの言葉。とっても感動しました!下地は歌子のことを全部わかってくれ、歌子の無理のないように言葉をくれました。あんな言葉、高校生の時にもらっていたら、人生変わってしまうでしょうね。自分に自信が持ててこの後を生きていけると思えますね。歌子は下地に会えてよかったなと思います。

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「ちむどんどん」ネタバレあらすじ・感想【第5週25話】

ネタバレあらすじ「暢子の旅立ち」

暢子(黒島結菜)は、兄・賢秀(竜星涼)のおかげで無事に卒業後に上京できることになりました。別れの春、妹の歌子(上白石萌歌)は転勤が決まった音楽教師・下地(片桐はいり)から、ある曲の楽譜を渡されます。「芭蕉布」というその曲を下地は歌子の前で三線を弾こうとします。

歌子は下地に三線も弾けるのですねと聴くと、下地は昔は三線は男の人しか弾けなかったけど、今は違う。男も女も関係ない。と言うと、歌子は下地の三線に合わせて歌います。

優子(仲間由紀恵)は暢子に賢三(大森南朋)が親しい人からいただいて、宝物だと言っていた包丁を持たせてくれます。暢子は賢三と小さい頃、一緒にそばを作ったことを思い出します。優子は大事にしてねといって、暢子に包丁を託します。

暢子は東京に行く荷造りをしていると、カバンがパンパンで閉まらなくなっていました。そこに歌子と良子(川口春奈)が服を持ってきてくれて、入れるように言いますが、暢子のカバンの中には沖縄の食べ物でいっぱいになっていました。歌子と良子は食べ物を出して、服を持っていきなさいと言いますが、暢子は必死でそれを食い止めます。

1972年5月15日、沖縄が本土復帰を果たしたその日の朝に、暢子は故郷を離れて単身東京へ去ることになります。母・優子、姉・良子、妹・歌子と4人でバスが来るのを待っていますが、みんなで暢子が小学校の時に東京に行こうとしたことを思い出して、なつかしがります。

3人と別れた暢子がバスに乗っていると、智が自転車でバスを追いかけてきて、自分も絶対東京に行くから待ってろよ!と言って、暢子に別れを言います。暢子の夢に向かって出発するのと同じく、物語は東京に移ります。

感想

暢子は気持ちよくあと腐りもなく、東京に行くことになりました。子供の時、お金がなくて、東京に行かされそうになったときは行きたくなくて、バスに乗りましたが、今回は暢子が東京に行きたくて清々しい気持ちで出発することができました。

歌子と下地の対決もとてもいい感じで歌子にとっては笑顔が増え、家族以外の人にももじもじせず、話せるようになったきっかけになりました。親では教えてくれない、音楽の素晴らしさを下地は教えてくれました。歌子の歌声を聴きながら下地は気持ち良さそうに、聴いています。

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