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ちむどんどん【第11週】ネタバレあらすじと感想「暢子がシェフに?」

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NHK連続テレビ小説・朝ドラ「ちむどんどん」
【第11週】ネタバレあらすじと感想
「ちむどんどん」第11週のテーマ「ポークとたまごと男と女」
2022年6月20日(月)~2022年6月24日(金)放送

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目次
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「ちむどんどん」ネタバレあらすじ・感想【第11週51話】

ネタバレあらすじ

暢子(黒島結菜)は房子(原田美枝子)のレストラン、フォンターナでシェフの二ツ橋(高嶋政伸)に見守られ修行を続け、6年が経ちました。暢子は厨房の花形「ストーブ前」をこなせるまでに成長していました。

料理長はシェフと呼ばれ、いわば厨房全体の司令塔。季節を意識しながら食材を選び、原価計算もしながらメニューを考え、料理の腕はもちろん、注文と待ち時間を見定めてよどみなく料理が客席に届くよう絶え間なく指示を飛ばし、最高のおもてなしを演出する厨房のコンダクター。それがシェフの仕事です。

暢子は二ツ橋のシェフの仕事ぶりをみて、改めてシェフはすごいんだなと思っています。暢子が夜仕事を終えて帰ろうとすると、二ツ橋が残って予約の確認を改めてしていました。暢子は夜遅くまで大変ですねと声をかけると、二ツ橋は皆さんが最も力を発揮できる環境を整えることが私の使命。全てはお客様の笑顔のためです。といいます。

やんばるでは、歌子(上白石萌歌)は東京で検査を受けて何でもないとわかって、歌子は仕事はせずに家の仕事をこなしています。そのおかげで、優子(仲間由紀恵)は共同売店の仕事を頑張ることができています。近所のおばさんたちは優子と善一がくっつけばいいと企んでいますが、優子はまったく気が付きません。良子(川口春奈)は、なぜか離婚届をテーブルの上において泣いています。

そんなある日、二ツ橋が朝になっても出勤してきません。その時、フォンターナに電話がかかってきて、大けがをして入院するという連絡を受けます。二ツ橋は朝早く釣りをしていて、子供が海に落ちそうだと勘違いし、助けようとして自ら転倒して両足骨折をしてしまいました。二ツ橋を失った厨房は大混乱。退院までの1ヵ月、厨房の司令塔・シェフの役割を誰が代わりに担うのか。房子が二ツ橋と相談して選んだ「シェフ代行」は暢子でした。

感想

二ツ橋一人いないと、厨房は大変なことになるのですね…どれだけ二ツ橋が他の人たちよりも努力をして、シェフの仕事をこなしているのか、計り知れません。暢子がシェフ代行を房子に命じられましたが、房子と二ツ橋の意見が一致したのが暢子だったのてしょう。一日もまともに回すことができなかった矢作では、ダメですね…

矢作は、口ばかり偉そうで自分はできると思っていますが、まったくできません。だからといって、暢子がシェフとして命名され、うまく回せるのでしょうか…ちょっと心配です。家族それぞれの行方も何やら気になりますが、暢子のシェフぶりが見られるのが楽しみです。

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「ちむどんどん」ネタバレあらすじ・感想【第11週52話】

ネタバレあらすじ「シェフ代行で起きた事件」

暢子(黒島結菜)は房子(原田美枝子)からシェフ代行に指名される。味付け、盛り付けの判断は全て暢子さんを中心に確認してください。来週からのコースメニューの確認もお願いします。といい、それで土日を乗り切ってくださいと言われます。喜ぶ暢子とは反対に、矢作(井之脇海)をはじめ厨房の仲間たちには衝撃が走り、「親戚びいきだ」という不穏な空気が広がります。

やんばるでは育児が一段落した良子(川口春奈)が、子供を連れて、比嘉家に帰ってきていました。良子ははやんばる小学校が臨時教員を探してて今なら採用してもらえる。と昔お世話になった先生から連絡をもらったのだと話します。「もう一度働きたい」と石川(山田裕貴)に訴えますが、石川は両親の反対から良子が仕事に復帰するのを待ってくれと言って、先延ばしにしていました。しかし、良子はそこに耐えられず、子供と一緒に比嘉家に住み、比嘉家から職場に通うと言って優子(仲間由紀恵)たちを心配させます。

良子は、自分の想いが通じない石川に離婚届を差し出します。石川は呆れた顔をします。そして、こんなもの出さないでくれ…といいます。良子は自分が働くことを両親に認めさせて、それまで家には帰らないと石川に言います。

そう言うと、石川は分かったと言って、そこまで言うなら自分も腹をくくる。那覇の両親にはもう反対させない。必ず説得して迎えに来る。と言ってくれます。その言葉に良子はひとまず、離婚届を下げます。

一方で和彦(宮沢氷魚)と愛(飯豊まりえ)がフォンターナに来ていて、編集長と揉めあって、食器を割ってしまいます。その様子を見て、他のお客様が帰って行ってしまいます。仕事が終わって暢子が悩んでいると、房子がかえってきて、暢子は自分ではシェフ代行は荷が重すぎるといいます。

房子は最初から完璧にできる人なんていない。といい、今夜は何も考えない早く帰って寝なさい。といいます。暢子は房子に叱られると思っていたのですが、気が抜けてしまいます。暢子が下宿先に帰ると、和彦と愛が待っていて、どうして喧嘩になったのか説明してくれます。勤める新聞社では、男女の役割をめぐる議論から、トラブルが起こり、揉めているようです。

感想

それぞれの男と女の違い。女性が男性に押し殺されて自分を出せない。そんな世の中だったのですね。今でも男女の差別はありますが、昔はもっとあったはずです。主婦は子供を産んだら仕事をしては行けないという考え、良子はその狭間で悩んでおり、和彦と愛は若い人たちの意見が通らないというもどかしさで揉めていました。

その揉めている原因もお母さんはご飯を作るのが当たり前だという記事についてで、今だったらこんなことかけないなという内容でした。良子の働きたい問題。和彦と愛の若い人の意見、どのように解決していくのでしょうか…明日からの話がまた楽しみです。

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「ちむどんどん」ネタバレあらすじ・感想【第11週53話】

ネタバレあらすじ「オーナーはオーナー」

暢子(黒島結菜)は、房子(原田美枝子)にシェフ代行に任命される。東京に突然きた、賢秀(竜星涼)のアドバイスを受けて「謝ったら負け、謝ったらダメ。お礼も言わない。舐められないように、強気で」という態度で臨みますが、厨房スタッフの矢作(井之脇海)らは反発して…。なかなか上手くいかない仕事に暢子はどうしたらいいのか悩みはじめます。

一本の電話がかかってきて、ズッキーニが納品できないと言われ、メニューの変更をしなければならなくなってしまいます。矢作に協力するように相談しますが、誰が協力するかと言われ、暢子は自分はシェフ代行のときは男のつもりでやっていると矢作に強く言います。矢作はやってられないような素振りで仕事に戻ります。

その様子を房子は聞いていました。暢子は報告で房子に今日は大きなトラブルもなく回せたといいますが、房子はその暢子の言葉にこのままだとシェフ代行失格と言われてしまいます。暢子はなぜそう言われるのかわからず、房子は自分で考えなさいと言います。休み明けが最後のチャンス。それまでに答えを考えて来なさいと忠告されます。

暢子は女の自分がシェフ代行に選ばれればみんな反発することはわかっていたのに、何でシェフ代行に自分を任命したのかわからないと三郎(片岡鶴太郎)に相談します。三郎は女だからだけじゃない暢子は房子の親戚でひいきだと言われる可能性だってある。それでもあえて指名したのは期待したから。三郎はそうとしか思えない。といいます。

房子は男に負けじと死にものぐるいで闘っているか?と聞かれ暢子は確かに厳しいけど、タタカッてはいないです。と答えます。男みたいになろうとしているか?という質問に暢子はいつもきれいでお客様とのおしゃべりは上品で優しい。女性らしいといえば女性らしいと答えます。

暢子は房子は房子だと答えると、三郎は答えは出ているといってくれます。どっちが上とか下とかじゃない自分らしいのが一番。しかし、暢子は三郎の言葉の意味がわかっておりません。

沖縄やんばるでは良子(川口春奈)が両親を説得するまで家に帰らないと断言します。石川(山田裕貴)は石川家に説得に行きますが、長男としてしっかりしろと言われ、石川家に同居するのであれば復帰は許すと言われてきました。おじさんが現れて良子のせいで親戚中が迷惑だ、家に帰って、仕事に復帰するなんて言うな!と怒鳴られますが、優子は、良子は悪くないと良子の味方になってくれます。良子に障害が立ちはだかります。

感想

暢子は三郎に答えを教えてもらったのに、わからないんだと思ってしまいました。あんなにわかりやすく説明してくれたのに、暢子も房子は、房子だと言ったのに、何がワカラナイんでしょうね。反発しようとしている人に、わかろうとする心がない限り、寄り添うことはできません。

それは、良子と和彦の問題とも同じなような気がします。お互いに頑固のままだと何も変わりません。どちらかが歩み寄らなければならないのです。暢子は次の朝寝坊してしまいますが、厨房は暢子がいなくても穏やかに回っていました。仕切る人がいなければみんな協力して仕事ができるのです。

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「ちむどんどん」ネタバレあらすじ・感想【第11週54話】

ネタバレあらすじ「暢子のいいところは…」

暢子(黒島結菜)は朝寝坊をした夢を見て、休みなことに気がつきます。シェフ代行として、フォンターナの厨房をうまく仕切ることができません。矢作(井之脇海)たち男性スタッフとの溝が大きくなってしまいました。暢子はどうしたら良いのか、二ツ橋(高嶋政伸)の入院している病院を訪れます。

二ツ橋は最初から完璧にシェフをこなせる人なんかいません。暢子をシェフ代行にといったのは二ツ橋だったのだと、暢子に打ち明けます。二ツ橋は暢子らしさを失わず、シェフをこなすことができれば、フォンターナの大きな成長につながると房子(原田美枝子)に言ったと話します。男と女も関係ない。暢子さんは暢子さん。大事なのはあなたらしさ。あなたのいいところを忘れずに仕事してください。

と、二ツ橋からヒントを貰いましたが、スッキリしない暢子。その時、賢秀(竜星涼)が智(前田公輝)と現れ、暢子を励まそうとしてくれます。賢秀は自分では暢子の悩みの答えは出してあげれそうにないから、他の家族を頼れと言ってくれます。暢子は優子に電話をかけ、自分のいいところは何かを聞きます。優子はいろいろ暢子のいいところを言いますが、暢子のヒントになるような言葉は出てきません。

その様子を三郎が見ていて、もう少しで答えが出そうな暢子に10円を店中から集めてきてくれます。三郎が10円玉を暢子の前に出してあげている時、暢子は有り難う御座います。と言います。その言葉を聞いて、優子は暢子のいいところは、ありがとうと、ごめんなさいを言えることだと言ってくれます。その言葉を聞いて、暢子はハッとしました。

沖縄やんばるでは良子(川口春奈)の復職希望に、さまざまな障害が立ちはだかる中、優子(仲間由紀恵)が良子に一人で子育てはできない。自分もいろいろな人に助けられて、良子たちを育ててきた、母親だからって一人で抱え込まなくてもいい。やりたいことがあるなら思いっきりやればいい。

母親が仕事をしてはいけないなんて決まりはないんだから。誰がなんと言おうと、世界中の人が敵になっても、自分は良子の味方。と言ってくれます。将来、晴海が働きたいのに許してもらえないって苦しむようなそんな世の中にならないようにしないとね。そのために、良子にしかできないことが必ずある。良子は泣きながら頷きます。

感想

賢秀に相談してまともなヒントがもらえた瞬間でした。自分でわからないことは自分の周りの人に聞けばいい、賢秀でわからないことも、他の人や家族だったら何かわかるヒントをくれるかもしれない。これは人を頼っているのではなく、自分が成長するためにもらっているヒント。

どうしたらいいか、身動きが取れない暢子は誰かの手助けが必要なんです。それが成長につながる。子育ても一緒。悩んでいたら、人を頼る。自分で解決しようとしても、解決できずに、ずっと止まったままになってしまう。二ツ橋も三郎も、房子も、みんなこれが言いたかったのですね。

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「ちむどんどん」ネタバレあらすじ・感想【第11週55話】

ネタバレあらすじ「暢子らしいシェフ代行」

暢子(黒島結菜)は家族からのアドバイスを受けて、新たな気持ちでシェフ代行の仕事に挑みます。暢子はシェフ代行として、みんなに迷惑をかけたことを謝りました。弱みを見せたくないと無駄に力が入っていた。もともと二ツ橋シェフと同じようにできるわけがない。

素直に頭を下げて、皆さんの知恵や力を借りるべきだと反省しました。今日からも至らないシェフ代行だと思いますけど、皆さんの力を借りて、いつもどおりのフォンターナの味と接客を心がけます。男とか女とか関係なく、お客様の笑顔のためになることを精一杯やります。

と暢子が言うと、房子(原田美枝子)がその様子を聞いていて、言葉だけではなく、行動で示しなさい。と言われ、暢子は元気に返事をします。態度を改めた暢子への、矢作(井之脇海)たち男性スタッフもうまく厨房を回せるようになっていました。

二ツ橋が一ヶ月の静養から戻ってきて、暢子にシェフ代行はどうだったか聞くと、暢子は大変だったけど、今までよりフォンターナのことが、お客様の笑顔が好きになり、どの仕事も楽しく思えるようになったと言います。

沖縄やんばるでは、優子(仲間由紀恵)の支えを得て、良子(川口春奈)が再び学校の先生として働きはじめました。

和彦(宮沢氷魚)は新聞社に退職願をだすつもりでいましたが、新聞社の内部情報が漏れたことで、和彦が言っていることが、正論になるという展開になります。まきこまれていたトラブルは、房子のアイディアのおかげでした。そのアイディアを上司がうまくやってくれたようです。

感想

暢子が何か壁にぶつかると、賢三の暢子は暢子らしくということで解決できてしまいます。賢三はそのことをわかっていて、でも、暢子自身がそのことに気が付かないと成長することはない。小さい頃に言われた言葉は忘れしまいがちですが、賢三の死で強く残っているのでしょうね。

暢子は暢子らしく。最初の方に見ていたときはなんのことかわかりませんでしたが、そのことが職業を選ぶとき、社会人になったときに役に立つとは思いもしませんでした。子供のことをこんなにわかってくれている親は今の時代にはいないでしょうね…暢子は幸せものです。

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