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おかえりモネ【第13週】ネタバレあらすじと感想「風を切って進め」

NHK連続テレビ小説・朝ドラ「おかえりモネ」
【第13週】ネタバレあらすじと感想
「おかえりモネ」第12週のテーマ「風を切って進め」
2021年8月9日(月)~2021年8月13日(金)放送

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目次

「おかえりモネ」ネタバレあらすじ・感想【第13週61話】

ネタバレあらすじ

車いすマラソン選手の鮫島(菅原小春)をサポートすることとなった、百音(清原果耶)・朝岡(西島秀俊)・莉子(今井美桜)・内田(清水尋也)は来月行われる車いすマラソンの強化選手選考会までに、鮫島の弱点である「暑さに弱い体質」を克服しなければならなく、その為に、まずは「暑熱対策」と「体質改善」に取り組むこととなった。そこで、助っ人に現れたのは中村(平山祐介)でした。

鮫島の練習に付き添っている百音。鮫島の練習場で、練習をしていると、鮫島は自分にはボランティアで支えてくれている人がいると話してくれて、その人たちのためにもプロに転向をして収入を得ていましたが、結果が出せず、プロではなくなってしまい、今は無収入だと聞きます。その話をしていると、中村との待ち合わせの時間に現れたのは、菅波でした。百音は驚くことはなく、菅波は驚いて欲しかったような言葉を発します。

鮫島の過去の試合の成績の結果を見て、本当に冬に強いことがわかりました。1人の選手のために天気を予報するということがそんなに大事なのか、みんな責任の重要さに気づき始めます。気象の仕事は予報をしてくれている人を、信じてもらえるようにすることも仕事だと朝岡は言います。

鮫島の練習場にいる、百音と菅波と鮫島。鮫島の練習が終わり、帰ろうとする菅波に百音は菅波が鮫島のところに毎日来ていることに疑問を持ち、菅波に病院の方は大丈夫なのかと尋ねます。菅波は働きすぎて強制的に夏休みを取らされていて、鮫島のサポートに来ているということを話し、その話をしていた菅波は自然な流れで一緒に帰りましょうと百音を誘います。突然の菅波の誘いに百音は慌てふためますが、一緒に帰ることにします。

帰ろうとすると、外は雨が降っていて傘が一つしかなく、百音と菅波は百音が持っていた折りたたみの傘で相合い傘をして帰ることになります。

感想

鮫島のには今まで支えてくれていた人達がいて、みんなボランティアで活動してくれていて、鮫島を応援してくれている人たちは他にもいるということを知りました。鮫島の勝ちたいという気持ちに協力したいという人は朝岡だけではなかったのですね。

そして、百音と菅波の行方。菅波がサラッと言ってしまった「一緒に帰りませんか?」という言葉。言った後に菅波は自分が発した言葉にビックリしていたようでしたが、百音はそれ以上にビックリしていたようでした。なんでこの2人はこんなに恋愛に奥手すぎるのでしょうか…

「おかえりモネ」ネタバレあらすじ・感想【第13週62話】

ネタバレあらすじ

百音(清原果耶)と菅波(坂口健太郎)は何もなく2人で帰って来たことに明日美(恒松祐里)はいじらしさを感じます。鮫島(菅原小春)は大会に向けてトラックでの練習が始まりました。追い風にも負けず走る鮫島の姿を見て、百音は鮫島の凄さをまたより一層感じます。

医学的な観点から色々と調べた結果、鮫島が暑さに弱い原因は競技中に“深部体温”が上がってしまうことではないか?と考えました。菅波はアイスを食べている時に、頭にキーンとくることをヒントに、競技中に細かく砕いた氷を飲みながら走ってみてはどうかと提案します。

アイス療法を使ってみると、鮫島のタイムが順調に伸びていくことがわかります。その頃、百音が21歳の誕生日を迎え、汐見湯に、鮫島はじめ皆が集まって、盛り上がります。その時内田(清水尋也)が、昔モデルをやっていたことが分かると、みんなでさらに盛り上がります。

菅波は登米に行っていて誕生日会には参加できませんでしたが、しっかり、メールでお祝いのメッセージをくれていました。百音は1年前の誕生日のことを思い出していました。

感想

菅波、医師の力と気象予報士の力を合わせて、鮫島のサポートをすることで、鮫島の弱点がわかることができましたわかることができました。今までだったら、ただ鮫島をボランティアでサポートする人しかいなかったのに対し、プロフェッショナルが集まることで、選手の成績は伸びるのだなと、すごいなと感じました。

そして、百音と菅波ですが、明日美の言う通り、小学生みたいな関係です。2人ともいい大人なのに、菅波は誕生日に百音を食事に誘うこともしない。それは、付き合ってもいないのに…という菅波の堅い頭のせいですし、百音の恋愛もしたこともない今までの流れがそうさせてしまっているのだなと感じました。

「おかえりモネ」ネタバレあらすじ・感想【第13週63話】

ネタバレあらすじ

順調に記録を伸ばしていたはずの鮫島(菅原小春)でしたが、ここに来て記録が予選のタイムが切れず、悩みます。思うようにタイムが伸びなくなってしまった鮫島は、百音(清原果耶)に弱音を吐きます。百音は、家に帰ると、鮫島のこれまでのレースを天気と照らし合わせ、今一度検証し直します。すると「強い風が吹くと強い」という事が分かりました。

鮫島は百音に、地味に走るのは楽しくないと話します。鮫島は「風を切ってはしる」ことが得意で、他の人たちが自分を風除けに使って体力を温存している間に突っ走って、そのままゴールすることが気持ちいいと話します。それを聞いた百音は、鮫島に自分の気持ちをぶつけて、鮫島と衝突してしまいます。

その様子を聞いていた菅波(坂口健太郎)は登米にいかなければならず、百音と鮫島の関係が崩れたまま、菅波は登米に行ってしまいました。登米に着いた菅波は、サヤカ(夏木マリ)からお葬式の様子を聞かされます。菅波が在宅医療をしていたおばあちゃんちゃんが亡くなってしまったのです。菅波は何もできなかったとサヤカに言葉を漏らしてしまいます。

百音は朝岡(西島秀俊)にデータなどを参考にして、レースに臨むのもいいけど、鮫島が心から楽しいと思って走らないと、鮫島の最高な走りは出せないのではないかと話すと、朝岡は、選考会直前、「強い風」と「鮫島の負けず嫌いな性格」を生かしたプランBを考えようと提案し、もう一度みんなでどのようにするのか考えます。

感想

鮫島はスランプで百音に当たってしまいますが、百音も負けていません。しかし、菅波の言う通り、百音の言葉で変わってしまうような鮫島だったら、勝負に勝てないとみていて思いました。朝岡はそんな百音と鮫島の関係をしっかり理解して、解決策を考えてくれるのですが、本当に百音は菅波と朝岡の力を借りて成長していっているなと思いました。

落ち込みやすい百音を支える朝岡と菅波。そして、親切心から、鮫島にアドバイスしてしまい、鮫島との関係が崩れてしまいます。百音は鮫島に感情移入しすぎてしまったのですが、同じようなことで、菅波はある人の人生を変えてしまったと言っていたことを思い出した百音。うまくいったと思ったら、また壁にぶち当たる百音。まだまだ成長しなければならないということですね。

「おかえりモネ」ネタバレあらすじ・感想【第13週64話】

ネタバレあらすじ

選考会3日前、鮫島(菅原小春)に新たに計画した「プランB」を伝えた百音(清原果耶)たち。選考会当日、トラックに強い風が吹くと予測した百音たちは「大会当日、競技場で強い風が吹いたら、勝負に出てみてはどうか」と伝えました。

向かい風“逆風”に向かうのが鮫島スタイルで走るのが鮫島らしいと百音は鮫島に伝え、鮫島のことを全てわかっているように話し、鮫島は百音のことを認めてくれます。最後は自分の感覚で勝負してほしいとみんなで出した結論だと朝岡は鮫島に伝え、それを使うのも使わないのも、鮫島に任せると言います。

選考会当日は、百音が付き添い、動画を通して、会場で実際の天気の変化を伝えながら他のみんなは会社で待機し、情報を共有して本番に挑みます。

鮫島は順調にラップを刻んでいきます。20周を過ぎたところで鮫島のペースが落ちてきます。その時、競技場の雲の変化があり、百音はこのことを朝岡に伝えると、プランBに変えるということを鮫島に伝えるよう指示します。百音は鮫島にプランBになったことを会場で知らせると…

感想

鮫島の実力を存分に発揮できる要素を見つけた百音は、鮫島とぶつかってでも、その意見を突き通しました。毎日、毎日、鮫島に付き添い、鮫島の凄さを目の当たりにしていた百音は、鮫島の今までの強い所を活かしつつ、そこに気象の力を加えることで変わるのではないかと確信を得たからこその衝突だったのかもしれません。

鮫島も短期間しか関わっていない百音にそこまで言われて、怒ってしまいますが、その強さこそが競技に勝てる武器なのかもしれないと思いました。人と人が関わることで、今までにない力を発揮することができる。すごいパワーだなと感じました。

「おかえりモネ」ネタバレあらすじ・感想【第13週65話】

ネタバレあらすじ

百音(清原果耶)の「風が吹きます」の一言で、鮫島(菅原小春)はプランBをしかけます。その結果、55分20秒という時間を切ることができました。みんなは喜びます。

無事に車いすマラソンの強化指定選手に選ばれた鮫島は、「レース前からプランBで行くと決めていた。みんなのことを信じた」と百音たちに告げます。「チームサメジマ」の面々もほっと胸をなでおろし、祝福してくれます。

鮫島は数字だけではなく自分の感覚を信じて、応援してくれていた百音に改めてお礼を言います。

ある日、コインランドリーで話す菅波(坂口健太郎)と百音。そこで、百音は、菅波が抱えていた辛い過去を初めて聞きます。菅波が初めて担当した40代の男性はホルンの演奏家でした。彼の病気を早くに見つけることができた菅波に男性は何度も感謝の言葉を送ってくれました。

菅波は男性のために、手術を早めるよう提案し、男性もその意見に乗り、手術をしたのですが、病気が進行していて手がつけられなくなっていました。先に薬事療法をしていれば、良かったかもしれなかったと話す菅波…菅波の言ったことを信じて決断した男性は、音楽人生を無くしてしまいました。

後から家族に男性はかなり決断に迷っていたということをことを聞き、一時の感情で提案して、素人同然の自分の意見で1人の男性の人生を変えてしまったことを後悔して、それからは、患者さんに対して感情を抑えきていたことを話してくれます。

自分の感情で動いてしまって後悔したと話す菅波の背中を、百音は近くに寄ってさすってあげます。

感想

百音が言ったことに反抗してしまったという鮫島。熱い性格なのはわかりますが、精神面で大人ではないなと感じました、百音の方がよっぽど周りを見ているし、純粋に鮫島のことを分析していて、大人の対応だったなと感じました。

感情で動いてしまうと、人とぶつかってしまったり、菅波のように人の人生をも変えてしまうことがあると思います。じゃあ感情で動かない方がいいのかというとそうではなく、自分の感情と向き合い、感情的にならないように動いていくことが大事なんだと感じました。

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