トゥーヤングトゥーダイ!若くして死ぬ|ネタバレありのあらすじと感想

映画「TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ」(監督・脚本 宮藤官九郎)のあらすじ(ネタバレあり)と感想(レビュー)を掲載。長瀬智也地獄に扮し、そこに来てしまった高校生・神木隆之介が巻き起こす痛快コメディです。出演者(キャスト)や動画配信なども紹介します。映画の結末(ラスト)もわかってしまうので、まだ映画を見てない人は読まない方がいいかもです!!

概要
修学旅行中のバスの事故で死んでしまったフツーの高校生・大助。気づくとなんと地獄に来てしまったらしい!現生に転生するため、様々なチャレンジを繰り返し、地獄専属ロックバンドに入ることに・・・

【動画】『TOO YOUNG TO DIE(トゥーヤングトゥーダイ)!若くして死ぬ』予告編

目次

「トゥーヤングトゥーダイ!若くして死ぬ」あらすじとラスト結末

映画「TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ」のネタバレとラストの結末を含んでいるのでご注意ください!!

出演者(キャスト)

キラーK(鬼):長瀬智也
関大助:神木隆之介
COZY:桐谷健太
邪子:清野菜名
なおみ(あだ名 死神):尾野真千子
手塚ひろ美:森川葵(高校時代)・宮沢りえ(37歳・47歳)
ひろ美の娘:山田杏奈
松浦くん:三河悠冴(高校時代)・古舘寛治(47歳)
和田じゅんこ:皆川猿時
修羅:シシド・カフカ
デビ美:白波瀬海来
鬼姫:清
大助の母:坂井真紀
我慢汁:中村獅童
鬼ギタリスト:char
ジゴロック挑戦者:野村義男
ジゴロック挑戦者:ゴンゾー
唄うたいの小鬼:木村充揮
MOJA・MJ:みうらじゅん
地獄の軽音楽部:快速東京
じゅんこA:マーティ・フリードマン
じゅんこB:ROLLY
牛頭:烏丸せつこ
馬頭:田口トモロヲ
鬼野:片桐仁(ラーメンズ)
神:瑛蓮
仏:荒川良々
閻魔さま:古田新太

修学旅行中のバスの事故で地獄に来てしまった大助

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高校三年生の大助は修学旅行に来ていた。

後ろの席だった大助は酔い易いとウソをついて、好きな女子・手塚ひろ美さんの隣りに座りたいがために松浦くん(三河悠冴)を 女湯の脱衣所の動画で釣って一番前の席と代わってもらった。

バスの中でワイワイ騒ぐクラスメイトたち。

が突然、バスはハンドルを誤ったか、から落ちてしまった。

崖の下にダイブしたバス。

外に投げ出され、倒れ込んだ大助(神木隆之介)の目の前には、大勢のたち、そして、その中のロックバンドが派手な音楽をかき鳴らしながら叫び歌う。

そんな雑多と大音量の中では、死んだばかりの人間が腹をのこぎりで切られたり、五右衛門ぶろに突き落とされたり、蝋を掛けられたり、矢が飛んで来たりとまさに地獄絵図。

訳が分からない大助は、の1人(長瀬智也)に「ここはどこなんすか?」と詰め寄ると、「俺は地獄専属ロックバンド “地獄図(ヘルズ)”のボーカル&ギター・キラーK」とシャウト。

そして、関大助と書かれた封筒を手にして大助に見せながら、持っていた 鬼フォンで空を撮ってバスがダイブしている写真を見せながら、「このバスが谷底に落ちて(お前は)死んだのじゃー!!」と説明する。

空を見上げるとバスが落ちて行くのが遠くに小さく見える。

「えっ、今落ちてるところじゃん?なんで俺だけ?みんなは?」と鬼に食って掛かる。

と、鬼フォンで修学旅行生を乗せたバスが谷底に転落して、“生存を確認できたのは1人だけ”というニュースがやっていた。

鬼によると、大助以外の全員は天国に召され、大助だけ地獄に来たのだという。

「人間界での悪意が祟ったんじゃないの?」と鬼に言われ、ムカつく大助。

構わず楽曲を歌いながら説明しようとする鬼。

その前に地獄のロックバンドのメンバー紹介が始まった。

名古屋のチンピラCOZY(桐谷健太)。傷害罪・窃盗罪・婦女暴行罪など前科6犯。最後は逃走中にバイクで転んでトゥーヤングトゥーダイ。

ベース邪子(清野菜名)。車上荒らしの常習犯。親からもらった大事な体にいいちことハイライトのタトゥーを要れました。最後は彼氏に刺されてトゥーヤングトゥーダイ。

と次々に紹介されていく。

じれったくなった大助は「いいから俺の罪は?」と聞くと、キラーKは答える。

「南校の軽音楽部だろ?スタジオパンダ(貸しスタジオ)で、アンプの上にジュースを置いた。そのジュースをアンプにこぼしたよね?」

「そのアンプの主電源を切らずにコードを抜いたよね?そのコードを巻かずに返した。」

「バイトの近藤義和さんの飲みかけの缶コーヒーにタバコの吸い殻を混入させた。」

「スタジオのトイレ使った時も、いつも小なのに大で流した。それがお前の罪。」

「そんだけ?てか俺罪軽くないですか?」と文句を言う大助。

そんな細かい事を咎めるキラーKをあらためて見ると、なんとキラーKはスタジオパンダのバイト、近藤さんだった!

アンプやコードを大事に扱わなかった大助にキラーK(近藤さん)は怒って、コードで縛り電流を流したりのお仕置きをするのだ。

キラーK(近藤さん)の大助に対する恨みはそれだけではなかった。自分の彼女に「死神」というあだ名をつけた事も許せなかった。

正確には、彼女さん・なおみ(尾野真千子)は移動販売のクレープ屋さんをやっていて、大助たちが「死神」とあだ名をつけた後に近藤さんと付き合ったのだ。

大助は鬼たちに偏差値を聞かれたがそれにも答えられず、鬼は大助の偏差値をアプリで調べると46と出た。

「お前農業だな?」と勝手に判断され、地獄死立地獄農業高校に通う事になった。

その高校の先生が持っていた資料によれば、大助は「自殺」となっていた。

身に覚えのない大助はビックリしていると、鬼によれば、大助は常日頃からラインやTwitterで、「死ぬ。死にたい。テスト最悪、もう死ぬ」などと自殺をほのめかしていたからだという。

「高校生なんてそんなもんでしょ?普通でしょ?」と言う大助に、邪子が普通じゃないから地獄に落ちたんでしょうが!と怒り、「その上、自殺を美化した曲を作り、仲間と一緒に歌ったよね?」と責め立てられる。

地獄じゃ自殺は最も重い罪だと鬼たちに責められ、地獄のしくみを学べと命じられるのだ。

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バスが転落した真相を打ち明ける大助


地獄死立地獄農業高校の授業中に大助がふと思い出すのは、大好きな手塚ひろ美(森川葵)のこと。

軽音に入ったのも手塚さんがロック好きだと小耳に挟んだからだと邪子たちに打ち明ける大助。

彼女のと図書カード見たら、太宰とかだったから、死にたい発言や生まれてしません的な儚げなムードを醸し出せば、気にしてくれるかなと思ったからだと言う。

だから、今回の修学旅行の自由行動にかけていたのだ。

女湯を覗いてカメラで撮ったり、女子の部屋に侵入して、ひろみにキスしようとしたりして修学旅行を大いに楽しんでいた大助だったが、バスの事故は、その次の日に起きてしまった。

真相は・・・

バスの中でお腹が減ったと大助がつぶやくと、ひろ美はバナナを差し出してくれた。

大助は、悪いからと、これと交換しようといってひろ美がおみやげ屋で見ていたお守りを差し出した。

しかし、そのお守り、安産の御守りだったから笑える。

だけど、その後が問題だった。

手塚さんから「昨日部屋に来てたよね?」と言われ絶句する大助。

手塚さんからもらったバナナを喉に詰まらせて、大助は暴れ出し、前の運転手の腕を思わず掴み、運転手がハンドル操作を誤って崖に転落したというわけだったのだ。

つまり、大助はバナナを喉に詰まらせて死んでしまったというわけ。

こんな事ならあの時、チューをしとけば良かった・・・と後悔する大助だった。

閻魔(えんま)校長による輪廻転生


地獄の授業で、生徒たちは毎週金曜に閻魔校長(古田新太)からさばきを受け、その結果、新しい行き先、つまり進路が決まるのだ。

具体的には、計7回の試験があって、その結果次第なのだ。

これが輪廻転生

“六道”を学ぶ地獄の生徒。

インコに転生した大助

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大助は閻魔様にアピールとして、ギターを弾きながらオリジナル曲を歌おうとしたが、あえなく「畜生」の烙印をもらってしまう。

すると、なぜか大助はインコになって、スタジオパンダのトイレに行ってしまう。

トイレから外に飛び出すと、自宅の前でお母さん(坂井真紀)が警察から、自分の遺品を受け取っている所に出くわす。

2階の弟の部屋の窓が開いていて、そこから入ると弟のたつのりがエロ本を見ながら1人でしていた。

自分の部屋にも入って行き、壁に貼ってあるひろ美の写真にキスするつもりでついばみ、穴を開けてしまう。

そこへお母さんが来て、インコの自分を必死で捕まえキスをしてくるから、またまた外に逃げ出す大助。

いつもひろ美がフルートを吹いていた神社に来ると、ひろ美の父親が再婚して家には新しいお母さんがいることを打ち明けられた時のことを思いだす大助。

「俺はじじいになっても絶対に離婚しない。奥さんを大切にする!」とひろ美の告白を聞いて、大助は思わずそう宣言したのだ。

再び大助の自宅。

インコの大助は自分のスマホを探して、部屋の中を探し回ると、テーブルの上にスマホが!

暗証番号を爪で押すと、例の女風呂の脱衣所で女子たちが着替えている動画が開いてしまう。

慌てて離れると、お母さんが驚いて何が映っているのか見ても老眼だから分からず、スマホを放置。

インコの大助は、ひろ美に「手塚さん。俺、いろいろあって、奇跡的に生き返りました。これ読んだら返事ください。・・・大好きです。」と打ってメールを送る。

その隙にとうとうお母さんに捕まってしまい、インコの大助は鳥かごに入れられてしまう。

しかし、あっと言う間にインコの寿命7年が過ぎ、家族がピーちゃんと名付けた大助インコはまた死んで地獄に来てしまう。

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再び地獄に舞い戻った大助

地獄から4日間、現世に行っていたという感覚だったが、現世の時間では7年が過ぎていたのだ。

地獄での1週間が現世では10年に値するらしい。

でも、大助はひろ美にどうしても会いたい。ひろ美は天国にいるに違いない。大助も天国に行きたいが、地獄から天国に言ったものはいないという。

また人間に転生できたやつも0じゃないが、一握りだそう。

しかし、その方法をキラーKは知っているというではないか!

それは、地獄ロックバトルロイヤルで優勝すること。

オジンオズボーン、ジーンシモンズ、葉加瀬太郎、篠山紀信。この人たちはみな、地獄から人間道へ行った超エリートなんだそうです。

みんなジゴロックの覇者という。

人間道へ転生するチャンスをかけて、地獄中の腕に覚えのあるミュージシャンが鬼ミュージシャンと対決し、勝ち残ったやつだけが現世と契約できるというシステムになっている。

地獄では、現世のことをメジャーと呼ぶ。つまり、ジゴロックで勝てばメジャー契約できるのだ。

敗者は拷問の末に鬼に食われる。

COZYや邪子が大助に一緒に組んでジゴロックに出ようと誘うが、大助は「無理っしょ」と言って、俺は手塚さんに会えればそれでいいからとその話を突っぱねる。

そして、地獄農業高校で農作業に励むのである。

その結果、大助は今度はザリガニになって現世に行くが、人に踏まれて、すぐに地獄に舞い戻って来てしまう。

キラーKが現世から地獄に来た経緯


失望する大助にキラーKは、今度は「部活でもやってみる?」と持ち掛ける。

地獄も人間界の高校と同じで、部活で結果を出せば、優先的にいい輪廻が巡ってくるらしい。

特待生制度だ。

野球部、サッカー部、ラグビー部、ダンス、シンクロ、軽音学部もあり、軽音学部は一目置かれる存在なんだそう。

軽音学部の顧問はキラーKだ。

大助はインコで現世に行った時に妊娠している死神(近藤の彼女のなおみ)に会って、ザリガニで現世に行った時にスタジオパンダのトイレで死神の子どもにおしっこをかけられた事をキラーKに打ち明けた。

すると突然、キラーKは泣き叫び出した。

「その子供は俺の息子だ!!」

現世ではスタジオパンダのバイトの近藤義和だったキラーKは、5歳からピアノを習い、音大で作曲を学び、バイトしながら曲を作り溜め、チャンスをうかがっていた。

しかし、才能がなかった近藤をなおみは献身的に支えてくれた。

夜の仕事も始め、そこのお客さんにゲームの作曲のチャンスをもらって来た。

その作曲の仕事をなおみは近藤に持ち掛けるが、どうせやるなら好きな音楽をやりたいと断ってしまう。

いいわけばかりの近藤に嫌気が差して、なおみはとうとう出て行ってしまった。

でも、その時に突然、近藤に音楽が湧いて来た。

その音楽を残そうとしたが、ギターもキーボードも手放していて、残そうにも残すすべがない。

スタジオパンダに行って、パソコンで曲を夢中で仕上げ、30時間ぶっ通しで作った曲を自転車で届ける途中、近藤は線路で子供を助け、電車に引かれてしまった。

人助けをした近藤は自殺とみなされて、地獄に落ちてしまったのだ。

転生を試みて頑張ったが、過去に7回も転生しているので、もう転生はできないと閻魔様に言われてしまったキラーK。

ジゴロックへの挑戦を決意する大助

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一方、キラーKになった近藤が地獄で歌った自作の曲「天国」に衝撃を受けた大助は、バンドをやると決めた。

邪子とCOZYと自分の3人で、“地獄図(ヘルズ)” としてジゴロックに挑戦するのだ。

現世に行って、近藤の「天国」を死神(なおみ)と息子に聞かせるという目標ができたのだ。

練習に練習を重ねて、閻魔様の前で演奏した大助。

練習しすぎて指がボロボロになったためにろくな演奏が出来ず、またまた「畜生」判定を受けてしまう。

スタジオパンダのトイレに現れた大助は、今度はアシカになっていた。

マリンパークに連れて行かれ、ショーに出ていたアシカの大助は、遠くからこっちに来る見覚えのある女性を発見した。

37歳のひろ美ちゃん(宮沢りえ)だ!

“ただ一人の生存者はやっぱりひろみちゃんだったんだ!”

アシカの大助は客席に座るひろみちゃん目掛けて突っ込んで行ったら、地獄に戻って来てしまった。

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和田じゅんことの再会

!!!

その後に超迫力ある太った女も地獄の地に降り立った。

この女性は何を隠そう、大助の現世でのクラスメイト・和田じゅんこだった。

大助はキラーKに息子のヒロトは20歳になり、スタジオパンダは焼肉屋になり、なおみはそこの店長だったと報告。

アシカとして、なおみに「天国」を歌ったそうだ。←ぜんぜん歌えてなかったけど(笑)

ギターの腕を磨いている大助の前に高校の時のクラスメイトで、大助に気があった先ほどの女・和田じゅんこがやってきた。

和田じゅんこもあの時地獄に落ちて、聖ハードポア女学院 軽音楽部の超暴力ガールズバンド・デビルハラスメントを結成していた。

ギターの腕も相当なもので、このグループもジゴロックに挑戦するそうだ。

しかも、クラスメイトのあの松浦くん(古舘寛治)にも地獄で遭遇した!

歳を取ってかなり老けていた松浦くんは、すでに47歳になっていた。

ただ一人の生存者は松浦くんだったそうで、和田じゅんこがクッションになってくれて、
助かったんだとか。

松浦くんは、ガンで死亡したそうだが、不倫ばかりをしていたから地獄に来てしまったのだ。

ひろ美ちゃんじゃなかったんだね。

あの事故の時、なぜ、大助がバナナを喉に詰まらせたのかもこの時、大助が松浦に言った話でわかった。

ひろ美が、バナナを頬張る大助の顔に自分の顔を近づけて、「私のこと好きでしょ?」と聞いたのだ。

その後、「もうすぐトイレ休憩」という先生の声に誰かが「やっべぇ漏れそう」と言ったのを受けて、ひろ美は大声でそれに答えたと見せかけて、「私もーーーー!!!」って大声で叫んだから、

それで動揺して、大助くん喉詰まらせちゃったんだね。

あの時の「私もーーー!!!」はどっちの意味なんだろうと、大助は知りたくて、松浦に聞いてみたんだけど、答えは誰にもわからない。

でも1つだけ、大事なことがわかった。

松浦がひろ美が生きてることを教えてくれたのだ。

バスが転落した後、先生を含めた数名の生徒は生きていて、その者たちは自力で帰宅したそうだ。その帰宅組に手塚ひろ美が入っていたというから、現場にいた生存者というわけではなかったという事だった。

大助は大喜びだ!!

犬に転生した大助が現世で見た重大事件


今度は、犬になって現世にやって来た大助。

思い出の神社に言ったら、ひろ美がいつも座ってフルートを吹いていたベンチに女の子(山田杏奈)が座ってフルートを吹いている。

すこしすると、今度はそこに37歳になったひろ美(宮沢りえ)がやってきて、女の子に大助との思い出話を話し始めた。

どうやら、その女の子はひろ美の娘らしい。

ひろ美は娘に話す。「じいさんとばばあになっても大切にするって言った1週間後に死んじゃった。」

「その後、メール来たんだよ。」と言って、文字化けみたいなメールを娘に見せるのだ。

「なんでパパと結婚したの?」と聞かれたひろ美は娘にこう答えるのだ。

「普通に隣にいた人が突然いなくなる事経験しちゃったからかな。」

「いなくなって関くんの事好きだったって気づいたけどどうにもならなかった。だから、隣にいる人を大切にしようと思ったの。」

ひろ美は結婚して幸せに暮らしていたのだ。

同じ日、焼肉屋パンダが火事になり、犬の大助は助けようと中に飛び込んで行ったが、結局、助けられなかった。

死神(なおみ)と息子のヒロトは死んでしまった。

2人はきっと天国行ったのだろう。

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地獄に戻った大助は「天国」を天国の2人に届けると誓う

この出来事から、天国の2人に絶対、キラーKの自作曲「天国」を届けると誓った大助。

地獄から天国にいった者はいないそうだが、絶対に行くと決心。

それを見ていた和田じゅんこも何を思ったか、銀座鬼野楽器に出向き、ジミヘンの左腕を自分に挿げ替えるために、自らの左手を釜で切り落とし、ジミヘンの腕を付けたのだ。

閻魔様の試験では、次は和田じゅんこと共にカマキリにされてしまった大助。

2人は一緒に現世に戻って、和田じゅんこが転生したカマキリと交尾をしてしまう・・・

童貞卒業だ(笑)

再び地獄に戻って来た大助はいい加減、「天国」を教えてくれとキラーKに詰め寄るが、お前らにはまだ早いと取り合おうともしないキラーK。

みんなで軽音学部の練習部屋行くと、松浦くんがピアノを天才的に弾きこなしているではないか!

驚いたキラーKたち。

その中で大助が言う。「そう言えば、松浦も軽音部だったもんな!」

享年47歳の松浦と17歳のまま歳を取らない大助は現世で言ったら同い年なのだ。

この才能を見たキラーKらは「“地獄図(ヘルズ)”に入ってくれ!」と頼むが、ジゴロックは高校生しか出られないという現実が・・・

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人間として生き返ることを許された大助

そんなある日、閻魔様がいきなり大助に「お前は人間道だ!お前は人間として生き返るのじゃ!」と命じる。理由はめっちゃ頑張っているという事らしい?

しかし、大助は言うのだ「目標は天国なんで、現世はどうでもいいっす」

手塚ひろ美ちゃんはもう結婚して幸せに暮らしているのを知ってしまったし、それを邪魔したくない。

キラーケイの歌を天国に届ける。それが俺の使命だと。

するとキラーケイは怒りだした。

ゆるい事言ってんじゃねえぞ!
地獄で偽善かましてんじゃねえぞ!
次はな犬やかまきりじゃねえぞ!
次はなそのままの姿で会えるんだ。
人間同士、男と女だぞ!?

現世戻ったらな楽しいこと山ほどあるんだぞ!アイスも食えるし、スムージーも飲めんだぞ! 同じくらい辛いこともあるけど。

そんなキラーケイ本気の説得で大助は人間に戻ることを決意する。

俺、現世行って、ただ生きてる連中にただ生きてることがどんなにすごい事か、アイス食って、スムージー飲んだりすることがどんなにすごいことか教えてやるよ!

閻魔さまに人間に戻ることを認めてもらった大助は、驚くことに精子になっていた。

「えっ、ここから?」

しかし、ある男の自慰から出た精子のため、あっけなくティッシュで拭かれ捨てられてしまった!

結局、大助はまた地獄に逆戻り

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ジゴロックに勝つための地獄のコード“H”をマスター


戻って来た大助には角と牙が生え始めているではないか!

もう人間に戻れるチャンスはジゴロックしかなくなった大助は、「ここまで来たらやるしかない」と覚悟を決め、キラーKの地獄のレッスンを受けることに。

コードにはAからGまであるが、地獄にはもう1つHというコードがあって、それをマスターすれば絶対に勝てるというわけだ。

が、Hを出すための弦を抑える場所が超難しいのだ

キラーケイがギターでHの音を出した途端に地獄に激震が走り、閻魔さまが怒りだした事が発端になり地獄ロックバトルロイヤルが開催された!!

ドラム対決を皮切りにベース対決。もうほとんど暴力対決(笑)

勝負がつかずに、邪子もふくめ全員、畜生にされてしまう。

次はギターソロ対決。

和田じゅんこはプチ整形とか言ってジミヘンを始め、ゲイリームーア、スティーヴィー・レイ・ボーン、ランディローズなどギターの神様と言われた人たちの腕を付けるだけ付けて挑んだ。

しかし、演奏が始まると腕同士でマウントを取り合い喧嘩勃発!

仕方がないので、分身の術を使って一人一人バラバラにして登場させ大暴れ。

混乱してきてしまったので、一旦制して、松浦くん登場。

松浦のピアノ演奏が最高すぎて閻魔さまの「畜生、サイコーじゃん!」の言葉で松浦は猿に・・・

そしてついに大助の番が来ました。ジミヘンたちとの対決です。

キラーケイの顔芸の威力がハンパなく、閻魔の逆鱗に触れてしまった。

「わしより目立つなーーーー」

その怒りでジミヘンたちはハンバーグと目玉焼きに!

和田じゅんこは豚に変えられてしまった。

最後は閻魔と大助の一騎打ち。

炎であぶられ、鉄の棒で殴られ凍らされズタズタになる大助・・・

ついに奥の手、大助はHを鳴らすべく挑む手が届かなくて困っていると、畜生にされたCOZYや邪子、豚の和田じゅんが来て、コードの場所を抑えてくれた。

そして、満を持してHを鳴らす大助。

しかし、それはHマイナーだった!

猿の松浦がしっぽで余計なところを押さえていたのだ・・

それなのに閻魔さまからの「天道」認定が!

キラーKに「行って来い大助! 天国がどんなところか俺の歌が正しいかどうか答え合わせしてくれよ!?」

「なんとかなる! 地獄も天国も頭文字は同じHだ」

そう背中を押され新しいギターをもたされて、天国に旅立って行く大助だった。

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天国ってどんなところ?

天国は真っ白な世界。

受付に出て来た女性(瑛蓮)はカタコトの日本語で大助を迎えてくれた。

自動ドアを入ると視界には便器の行列があり、その便器に人間が寝ている。

荒川 良々が大助の手首に付けられたバンドのバーコードを確認。

さっきのカタコトの女性が戻って来て言う「関さま、ベッドの用意ができました」

女性と良々に案内されて行く途中、便器には修学旅行のバスの事故で一緒だったクラスメイトが便器に寝そべっているではないか。

みんなあの時と違って小さな声で静かにしゃべり、各々が空に映る漫画を読んだり、映像を見たりしている。

異空間だ・・・

空いている便器のベッドにどうぞと案内され、食事、入浴、トイレなどは100%サポート致しますと荒川 良々。

ベッド横にある様々なボタンの中の1つを押すとすぐに女性がご飯を運んで来た。

ご飯もサイコーに美味しい・・・

人のすべてのニーズにこたえるためのボタンなのだ

いや待て、なんか違う・・・

大助は2人に手塚ひろ美を探して欲しいと頼むIDや死亡年月日を聞かれたがわからない。

でももし生きてたら自分と一緒だから、87歳と言うと、ベッドが早い速度で移動して空いたベッドが目の前に現れた。

まだここには来ていないようだ。

少々お待ちくださいと言われたが、どのくらいかわからない。

現世の1週間がここでは10年と、これは地獄と真反対だ。

「いやいやいやいや無理無理無理無理、それじゃあ詰まんなすぎて死んじゃうよ」

「これは天国じゃなくて地獄だ」

大助はベッドを見回すと、死神(なおみ)とヒロトを見つけた!!

寝ているなおみとヒロトに大助はギターを弾きながら「天国」を歌って聞かせる。

すぐに女性と良々に取り押さえられて便器ベッドに寝かされるが、おもむろになおみとヒロトが微笑んで拍手を送るのだ。

ベッドに戻った大助は満足気な表情を浮かべて、ベッドサイドのsuicideのボタンを押す。

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天国は地獄よりも地獄だった

大助は地獄に舞い戻った。

邪子に「何帰って来てんのよ、あんた?」

もうすでに角と牙が生え、形相も変わってきた大助は言う。

「だって、つまんないんだもん、天国」

「地獄より地獄だった」

「やっぱりおめえ、カッコいいから地獄に落ちたんじゃねえの?」とキラーKの一言で笑い出す大助。

すると閻魔さまがこういう「最後にもう一度、チャンスをやろう」

最後に一度だけ人間になりひろ美への心残りを晴らす大助


そう言われると、大助はあの頃の17歳に戻り、海岸でフルートを吹いている17歳の手塚ひろみのもとへ行くのだ。

「関くん、私のこと好きでしょ?」

そう言われてうなづく大助。

そして、ひろみは今度ははっきりと大助に向かって言うのだ。「私も」

17歳の高校性の2人はベンチに腰掛けキスを交わすのだった。

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