こちらは俺の家の話【第7話】の公式予告動画です↓
俺の家の話【第7話】のあらすじ(ネタバレ)や 感想、視聴率、キャスト情報と第8話のあらすじもチラッと紹介します!
神回と言われた第6話の家族旅行から、観山家には一体どんな展開が起こるのでしょう！？
ではまず、第1話から最新話の視聴率です。
| 第1話 | 第2話 | 第3話 | 第4話 | 第5話 | 第6話 | 第7話 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 11.5% | 9.7% | 8.9% | 8.2% | 9.7% | 8.5% | 9.3% |
『俺の家の話』の概要
プロレスラーの観山寿一(長瀬智也)は、ある日、父親で能楽師、そして重要無形文化財である観山寿三郎(西田敏行)が倒れたと知らせを受け、慌てて父親の病院へ向かう。
病室にいた妹の舞(江口のりこ)や弟の踊介(永山絢斗)と会うのは25年振りだった。
突然現れた長男にとまどいながらも、危篤状態の父親の側で、妹と弟に促され、寿一は家に帰って跡取りや遺産相続の話をすることに。
寿一は割り切れない気持ちで兄弟が話す遺産の話を聞くうちに「親父はまだ生きてるよ!」と憤り、再び病院へ向かおうと席を立つ。
寿一を玄関まで追って来た芸養子の寿限無(桐谷健太)は、「僕は寿一ちゃんに跡を継いで欲しい」と言って、父・寿三郎のスマホを寿一に託すのだった。
病室の父親の横には、デイケアサービスで寿三郎を担当していたヘルパー・志田さくら(戸田恵梨香)が寿三郎を見守っていた。
そんなさくらに構わず寿一は父親に話しかけた。「俺は親父に褒めて欲しかったんだ。俺が二十八世観山流宗家を継いでやるよ!」と宣言する。
そう覚悟を決めた寿一は、プロレスの引退試合を開いた。しかしそこへ、「父親が退院した」という驚愕の知らせが来るのだ。
プロレスの寮を引き上げて実家に戻って来た寿一。
観山家では、弟子や親せき一同を集めた舞台に寿三郎が登場し、自分の余命はあと1年で、寿一が跡を継ぐとみんなの前で発表した。実は病室での寿一の言葉を、さくらがこっそり寿三郎のスマホの動画に撮影していたのだ。
さらに寿三郎は、さくらと結婚して、遺産はすべてさくらに渡すと宣言。会場の雰囲気が一気にざわついた。
「そんなに遺産が欲しかったら、そのつもりで介護するするんだな」と寿三郎と家族に向かって一括する。
父親の介護をするつもりで帰ってきた寿一と、その家族に起こる悲喜こもごもの物語です。
『俺の家の話』第7話「世界一かっこいい!ぼくのお父さん」のあらすじ(ネタバレ)
家族旅行で1つになった観山家
オープニングは、スパリゾートハワイアンズへみんなで家族旅行に行った帰りの車中。行きとは違って、みんなユーミンの「BLIZZARD」を歌ってノリノリだ。
どうしてこんな変化が起こったのか・・・？ 第6話を振り返ります。
神回と言われる第6話の簡単なあらすじ
それは、スパリゾートハワイアンズでの最終日のこと。寿一と寿限無、踊介が意図せず、阿部サダヲ演じる「たかっし」率いる『潤 沢』の欠員メンバーの代わりにステージに立ち、「秘すれば花」などを披露。その後に寿三郎が舞台に上がり、名曲「マイウェイ」を熱唱。それを聞いた家族はひどく感動し、反抗的になっていた寿限無までもが、寿三郎に「タメ口でもいいですか？」と聞くなど、心は溶けていくなど、観山家全員の心がひとつとなった。
さくらからのプロポーズの返事に悩む寿一
旅行から帰ったみんなはそれぞれの日常に戻った。寿三郎がデイサービスに行った後、暇を満喫していた寿一にさくらが、踊介から「帰ったらポロポーズする」というラインを見せて、「どうしたらいいですか？」と聞く。さくらは、以前、寿一に言った「好き」や「抱いて!」の答え＝つまり、プロポーズを聞きたいと言うのだ。
と、「実は世阿弥マシーンの正体は私です。」と寿一はさくらに釘を打つ。もちろん、知っているし、そんなの大前提で話しているとさくらは言うのだ。
同じ日、突然、プリティ原(井之脇 海)がフルーツサンド持参で観山家にやって来た。寿一がさんたまプロレス会長・堀コタツ(三宅 弘城)になぜ原がウチに来たのかを訪ねると、目下11連敗中の原に(観山家に行って)体幹鍛えてもらえと言ってよこしたのだと言う。「家族にプロレスをやっている事がバレるとマズい。ネット上ではもうすでにバレている。能楽師にとって世阿弥は神様で、もし親父にバレたら破門になる」と訴えるも、堀は軽く考えているのだ。
先妻と息子の親権を争う寿一
また、寿一は今、別れた妻・ユカ(平岩 紙)と息子・秀生(羽村 仁成/ジャニーズJr.)親権をめぐって揉めている。学習障害を克服するため始めた能の稽古で、秀生は能の才能を開花させていた。いずれ観山流を継ぐためにも観山家に籍を置くべきと考えた寿一だったが、なぜかユカの現在の夫(前原 滉 )が、「俺、秀生くんのパパになりたい」と言い出したのだ。
寿一が慣れないスーツ姿で踊介のミヤマ法律事務所へ行くと、ユカの弁護士・玉川(峯村リエ)とユカ、踊介が待っていた。ユカの夫は、スタバからリモートで参加だ。玉川から、2人が結婚した時からの経緯を聞かれ、ユカが話し出した。寿一のファンの集いで出会い、大阪と東京の遠距離交際を始めた2人。プロポーズは、大阪城ホールの試合で、寿一が「寿固め」を決めながら、「幸せにします～!」と叫んだのがそうだった。ユカから2年前に離婚を切り出したのだが、その原因を寿一は、「家庭を顧みなかったから」だと認識していた。寿一は、離婚までの最後の2年間は退路を断って、自分を追い込むために武者修行のつもりでアメリカに行っていたから、妻への連絡もしなかったと説明した。
現在はプロレスを引退して、親の介護をしながら能楽師の見習いをしていると説明する寿一。玉川弁護士から収入は？と聞かれると、踊介がすかさず「ゆくゆくは二十八世を継ぐんです。そうなれば、お弟子さんたちの月謝や協賛金が」と答える。すると、玉川弁護士に「現在は無職で収入は0と考えてよろしいですか？」と話しをまとめられてしまった。
すると、今まで黙って話を聞いていたユカが「ちゃう!ちゃうよ、寿一くん」と怒り出した。
“鋭い野獣みたいな目で家にいる時、怖いし、そんな目で見られると空気が張り詰める。殺気を放ってるんだ”と、寿一のことを訴え始めるユカだった。
「私は何なん？寿一くんの何なん？」「何とも思ってへんやろ私の事なんか。いっぺんも好きになってないやろ？」「私と秀生やったら、秀生が大事なんやろ？」「私とプロレスやったら、プロレスが大事なんやろ？」「私と能やったら、能が大事なんやろ？」
「そんなことないって!!」と寿一。
しかし、ユカの怒りは収まらず、「寿一くんずっと逃げてる。退路を断つ？逆やん、家族と向き合うのが嫌でプロレスに逃げたんちゃう？今さら親権くれって、虫が良すぎる!!」ひとしきり怒りをぶちまけたユカは、帰り際に「もう秀生に会わんとって。能の稽古も辞めさせます。」「私が離婚決めたんわな、寿一くんがアメリカ行ったからちゃうよ。アメリカから帰って来たからや。」と言って出ていってしまう。
寿一と踊介がヘトヘトになって観山家に帰って来ると、秀生が「今日、こっち泊まってくから、お母さんにラインしといて」とお願いに来る。しかし、あんな事があった後だ。今日は帰りなさいと諫めた。
寿三郎が物取られ妄想？
寿限無と2人になった寿一は寿限無から、寿三郎がこの間の旅行で元カノ・ちはる(田中みな実)にあげた資産価値100万円の面が、無くなっていると寿限無に訴えた話を聞く。自分であげた事を忘れているというのだ。
盗まれた。泥棒に入られたと言う寿三郎。
もしやと思って、寿限無が他の面の箱も調べてみると、空になった箱が続々と見つかった。寿限無は、この間の調子で、寿三郎がそこらへんの女に面をあげまくっているのでは？と疑っているのだ。
ケアマネージャー・末広涼一(荒川良々)が認知症の症状の1つ「物取られ妄想」かも知れないと言う。物忘れや過失と思われたくないから、盗まれたというストーリーを作って被害者という安全なスタンスを取ろうとするのだそうだ。そんな観山家の話し合いに一緒に参加していた原が、「明るくっていいっすね。うちは悲惨です。」と自分のうちの話を話し出す。ウチのばあちゃんもアルツハイマーで振り込め詐欺に引っかかって、電話番号変えたり、カード取り上げられたりして、結局、息子たちの仲が悪くてたらいまわしにされた挙句、今は施設に入っている」のだとか。
寿一は主治医の大迫先生（小松和重）と相談して、寿三郎に検査入院をさせることになった。
寿一が寿三郎を風呂に入れていると、「面を盗んで持ち出したのは、寿限無」だと言うしまつ。絶望する寿一だった。
寿三郎が検査入院している間、寿一と舞家族、さくらで寿三郎の部屋を点検することにした。エロ本と能関連の書籍と雑誌。真面目な親父と不真面目は親父が部屋の中でせめぎ合っていた。箪笥と壁の隙間から、老眼鏡と携帯ラジオが3個ずつ。エッチなトランプとエッチなボールペン、遺言状が山のように出て来た。その中にブリザード寿が特集されている「週刊プロレス」が。
「面が6つ、帯が3本、扇も袴も無くなっていた」と鏡の間を調べていた舞が部屋に入って来るなり、絶望感を漂わせながら、そう訴えて来た。
長田家の(舞・江口のりこ、O.S.D・秋山竜次、大州・道枝駿佑(なにわ男子))が帰り際、寿一は、大州から秀生からラインをもらった事を告げられ、そのラインの内容を後で寿一に転送すると大州に言われた。
秀生からのラインを見る寿一。
「速く能の恵子、死体」「南でおじいちゃん血、いっちゃ池ナイの？」「能、死体！」「能、死体！」「能、死体！」
「能死体！」能死体！」漢字は間違っていたものの、秀生の能への情熱が痛い程伝わって来る内容だった。
・・・・
さくらのプロポーズを断るもさくらの思いに喜ぶ寿一
部屋の片づけがひと段落すると、さくらが「ラーメン食べます？」と寿一に言い、ラーメンを作り出した。沸騰した湯を丼に入れて温め、鍋の中に卵を割り入れ、割れないようにお玉で表面にすくいあげながら半熟にするさくら。丼を温めた方が汁が冷めないし、卵が割れずきれいな半熟にするために気を配って作るさくらに感心する寿一。
「うっめえ、うめえ、やべえ、うめえ」とラーメンをすする寿一を微笑ましく見つめるさくら。
そして、さくらは、寿一からさっき殺気を感じたと打ち明けた。ユカから“殺気”を感じていたという話を踊介から聞いていたのだ。
すると、寿一はさくらに話します。
幼稚園に上がると秀生がプロレスラーになりたいと言い始めた。ブリザード寿が人気絶頂の頃のこと。プロレスファンだったユカちゃんはノリノリだったけど、自分は反対したという。親父と同じことしちゃいそうで怖かったから。叱りもせず、褒めもしない、威圧感バリバリの父親。やがて会話は無くなり、顔色を伺うだけの冷めきった親子関係。それが嫌で17の時にこの家を飛び出した寿一。だから、秀生にはプロレスをやらしたくなかったのだと言うのだ。
プロレスを家庭に持ち込まないって決めてたのに怖いって言われて・・・
人を幸せにする自信がないからと断るのだ。自覚なく大切な人を不幸にしてしまう。殺気を放ってしまう。だから、さくらさんの気持ちには答えられませんとさくらからのプロポーズを断る寿一。
しかし、そんな寿一の姿を見て、益々好きになったとさくらは言う。寿一さんは存在が大っきすぎる。だから、大阪城ホールのリングと客席くらい離れて見るのが丁度いいって、ユカさんは思ったんだと思うとさくらは言う。その例えを理解できない寿一を見て、さくらは今度、寿一をスカイツリーに例える。
多き過ぎて、近くで見ても全然見えない。寿一さんはスカイツリーなんだよ！私は(寿一さんを)近くで見て、登って初めて好きになったの。2回、山賊抱っこをしてもらって確かめたさくら。それでも好き。近くで殺気感じたけど全然怖くなかったんだと言うのだ。
それを聞いて、心の底から喜ぶ寿一。
次に話すのは寿一の番。褒めてもらって、自分もさくらの事を喜ばせようと考えた寿一は、さっき作ってくれたラーメンがめちゃめちゃ美味しかったと言う。「こんな美味しいラーメンをチャチャって作れる人は幸せになるべきだって思いました。」
3回目の山賊抱っこから思わぬ展開に・・・
すると、おもむろにさくらの後ろに回り、さくらを山賊抱っこする寿一。
そのまま、黙って、2階の自分の部屋に連れて行き、畳の上にさくらを寝かせ、ドキドキしながら待っているさくらから離れ、机の引き出しからグローブを出してはめ、寿一は1人、部屋を出て行ってしまった。
実は1階で何やら物音がしていたのだ。暗がりの中の人影に近づき、取り押さえる寿一。さくらが110番して不審な人物は逮捕された。犯人は体験入門して観山家を物色し、豪華な面や装束を盗んでいたのだ。
親父はボケていなかった！検査入院を終え、家に帰って来た寿三郎。最初から俺を信じていればと寿一たちに文句を言い、どうして秀生が来ないのかを問い詰めた。
寿三郎の要支援2から要介護2という結果に寿一はある決意をする
寿三郎の検査の結果は、要支援2から要介護2に進度が上がっていた。脳に委縮が見られ、血管も随分細くなっているというのだ。この先、記憶と認知は薄れていく可能性が高いから、先々の事は家族で話し合って置いた方が良いと医師から言われてしまった。
ショックを受ける寿一だった。
場面は変わって、ユカと弁護士、寿一でリモートでの話合いが行われていた。そこで、寿一は父親の認知症が進行しているから、秀生に会いたい時に会わせてあげたいと言い出した。リモートをしながら、寿一はユカのマンションに行き、親権とかいらないから、今、秀生を親父に会わせてやりたい。家庭を顧みなくていいのに顧みたこととか、殺気とか、後で必ず償うから今だけ、せめて親父が死ぬまでは、(秀生に)稽古を続けさせてやってくださいと、寿一はユカに土下座でお願いする。
その姿を見て、ユカは「ええよ。本人がやりたいって言うなら。」とその願いを聞き入れてくれた。寿一は、この間、大州から転送された秀生のラインをユカに見せ、「本人はバリバリやりたがってるんだ。」と告げる。
そこへ、秀生のフリースクールからユカのもとへ連絡が来た。保護者参観に行っている現在の夫から、「ヤバい、秀生、どうしよ・・・」と慌てふためいたラインが届いたのだ。
世界一かっこいい!ぼくのお父さん
急いで学校へ向かう寿一。教室の中には、先生(伊藤修子)と現在のユカの夫と秀生がテーブルについていた。
薄いお父さんと濃いお父さん。先生は秀生の2人の父親をそう呼んでいた。
寿一が秀生を教室の外で待たせると、それぞれのお父さんに秀生の作文が渡された。「秀生くんね、2つ作文書いたんです。あっさりとこってり。」
寿一はその作文を読んで泣いてしまいます。
お父さんがプロレスラーの時は、僕はプロレスラーに憧れ、お父さんが能を始めたら、僕も能をやってみたくなったので、要するに僕はお父さんみたいになりたいんだと思います。なんだかんだ言って、僕のお父さんはカッコいいと思います。
涙が溢れ、たまらなくなって、マスクで目頭を覆う寿一。
寿一、寿固めでさくらにプロポーズ！
シーンはさんたまプロレスに試合に変わります。これで自信を得たのか、寿一は試合に益々熱が入っている様子。
さくらが見ている客席に向かって、対戦相手に寿固めをかける寿一。寿一は、世阿弥マシーンは本当はブリザード寿だと、正体がバレてしまうかもしれないのにも拘わらず、ユカにプロポーズした時と同じ「寿固め」をかけ、さくらに向かって、「必ず幸せにしまーーーす!!」と叫んだのだ。
さんたまのみんなが「誰を？」と質問を投げると、寿一は、「それは、秘すれば・・」と言い、それに続けて、歓喜したさくらが「花ーーー!!」と被せます。
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『俺の家の話』第7話の感想
寿一(長瀬智也)の別れた妻ユカ役の平岩 紙さんの結婚生活での寿一に対する怒り、ハンパなかったです。結婚生活の中で、知らず知らずに相手への不満やすれ違い、怒りが積み重なって、それまで黙っていたどうしようもない思いが爆発したユカの演技にとても共感したし、同情してしまいました。
また逆に、ユカを愛していたし、自分なりに家族を思っていたのに、相手に嫌な思いをさせてしまっていたことに驚き、落胆してしまった長瀬くんにも同情しました。
夫婦って、長く一緒にいると、ちょっとした気持ちのズレが黙ってるとドンドン大きくなって、最後は修復不可能になってしまう、そんなリアルな姿を見せられて、あらためて夫婦というものを考えさせられました。
そして、若い時には意識もしていなかった親の介護やボケの問題。それが誰にでも同じようにやってくる事や、子どもの心配事。そんな日常を過ごしながら、父親の記憶と意識がはっきりしているうちに孫との交流をさせるために奔走し、観山家を支えるため、また、自分の夢のため、プロレスも能も同時に頑張る寿一への愛おしい思いがどんどんと膨れ上がる思いです。
しかし、意外なことが1つ。まさか、寿一がさくらに思いを寄せて、プロポーズをするとは思っていませんでした。寿一は最後まで、ユカちゃんを思っているんじゃないかなと思っていたので、これは本当に意外な展開でした。
でも、ユカにあれだけ気持ちをぶつけられたからこそ、さくらへの気持ちが定まったとも言えるのかもしれませんね。
寿一や寿三郎、観山家がどうなっていくのか、今後の展開が楽しみです。
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『俺の家の話』第8話の予告
とうとう、さくらにプロポーズをした寿一は、まだ家族には話さず、2人だけの秘密にしていた。そんな中、寿三郎は「終活をする」と言い出す。「要支援2」のままだと思っている寿三郎は、今のしっかりしているうちに遺産相続をはっきりしておきたいと言うのだ。遺産はさくらへ贈与すると宣言するが、さくらはそれをキッパリと断ってしまう。
別の日、寿三郎から能の新しい演目を稽古するよう告げられる。プロレスの方では、スーパー世阿弥マシンの新しい対戦相手も決まり、寿一は能とプロレスの2つを熱心に稽古することになる。そんなある日、寿一は寿限無とのけいこ中、よろけて心配で病院へ行くことになった。診察の結果、寿一はあることがきっかけとなりアキレス腱を断裂してしまった。完治までに寿一までもが車いす生活になり、観山家は親子で車いすという日常が始まった。
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